チェルシー加入が決定したスターリング [写真]=Getty Images
チェルシーは13日、マンチェスター・Cからイングランド代表FWラヒーム・スターリングが加入することを発表した。
完全移籍となり、契約期間は2027年6月30日までとなる5年契約を締結。なお、イギリス紙『テレグラフ』によると、移籍金は4750万ポンド(約78億円)で、追加オプション次第では最大で5000万ポンド(約82億円)になるという。また、週給は30万ポンド(約4900万円)以上になる模様で、チェルシーでは最高給、プレミアリーグでも上位3名に相当する金額になるようだ。
加入が決定したスターリングはチェルシーのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「何よりもまず、ここにいることができて嬉しい。これまでのキャリアで多くのことを達成したが、まだまだ達成するべきことはたくさんある。トーマス(・トゥヘル監督)の下、チェルシーのユニフォームを着て、それを成し遂げることを本当に楽しみにしている」
「ロンドンは僕にとっての故郷でもあり、すべてが始まった場所でもある。今、毎週のようにスタンフォード・ブリッジで友達や家族の前でプレーする機会を得られたことは素晴らしいことだ。近いうちにファンに会えるのが楽しみだ」
現在27歳のスターリングは、2012年3月にリヴァプールでプロデビューを飾った。2015年夏、当時のイングランド人史上最高額となる移籍金4900万ポンド(当時レートで約94億円)でマンチェスター・Cへと完全移籍。同クラブでは公式戦通算339試合の出場で131ゴール95アシストを記録し、4度のプレミアリーグ優勝や5度のリーグカップ優勝などに貢献した。
しかし、マンチェスター・Cとの現行契約は2023年6月30日までと残り1年となる中で、2021-22シーズンは確実なスタメンとして起用されなかったうえに、今夏からはすでにノルウェー代表FWアーリング・ハーランドとアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスなどが加入したこともあり、ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズス(アーセナルへ完全移籍)に続き、スターリングもマンチェスター・Cを離れることが決定した。
なお、5月末にロマン・アブラモヴィッチ氏からトッド・ベーリー氏らが率いるオーナーグループに経営権が移行したチェルシーにとってはスターリングが新体制初の補強となった。
By サッカーキング編集部
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