マンチェスター・U、ラングニック氏のコンサルタント退任を発表

　マンチェスター・Uは29日、コンサルタントを務める予定だったラルフ・ラングニック氏がクラブを離れることを発表した。

　現在63歳のラングニック氏は2021年11月末にオーレ・グンナー・スールシャール前監督の後任としてマンチェスター・Uの暫定監督に就任。契約期間は今シーズン終了までで、来季からの2年間はクラブのコンサルタントを務めることも発表されていた。

　しかし、同氏は今年4月29日にオーストリア代表監督に就任すると、当初はマンチェスター・Uでのコンサルトは継続すると兼任が発表されていたものの、代表監督に専任するため、双方合意のもとコンサルタントは務めないことに決定した。

　マンチェスター・Uはクラブ公式サイトを通じ、「過去6カ月の暫定監督としてのラルフ・ラングニックの努力に感謝している。双方合意により、ラルフはオーストリア代表チームの監督としての新しい役割にのみ焦点を当てるために、オールド・トラフォードでコンサルタントの役割を務めることはない。ラルフのキャリアの次の章での幸運を願っている」と声明を発表している。