マンチェスター・U退団が濃厚となっているリンガード [写真]=Getty Images
ウェストハムが、マンチェスター・Uに所属するイングランド代表MFジェシー・リンガードの獲得を望んでいるようだ。24日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
現在29歳のリンガードはマンチェスター・Uの下部組織出身。レスターやバーミンガム、ブライトンなどへのレンタル移籍を経て、2014年にトップチームデビューを飾った。ここまでマンチェスター・Uで公式戦通算232試合に出場し、35ゴール21アシストを記録している。昨年1月には半年間の期限付きでウェストハムに加入し、16試合9ゴール5アシストの成績を残している。
マンチェスター・Uに復帰した今シーズンは、公式戦22試合に出場したものの、スタメン出場はわずか4試合にとどまり、出場機会が限られていた。報道によれば、リンガードはマンチェスター・Uでの扱いに不満を抱えており、現行契約が終了する2022年6月30日をもってマンチェスター・Uを退団する可能性が高いとされている。
そんなリンガードの獲得に、かつてのレンタル先であったウェストハムが興味を示しているようだ。報道によるとウェストハムを率いるデイヴィッド・モイーズ監督は、昨年の短いレンタル期間で強いインパクトを残したリンガードの再獲得に、以前から強い関心を示していたとのこと。クラブ側もリンガードのウェストハムでの実績を評価しており、移籍金が発生しない今夏での獲得を狙っているようだ。また『BBC』は、ウェストハム所属のイングランド人MFマーク・ノーブルが引退を発表した際に、リンガードがノーブルへの感謝の思いをSNSに投稿していたことを指摘。リンガードの気持ちもウェストハムに向いているとの見方を示している。
リンガードの獲得には、巨大資本を手に入れたニューカッスルも興味を示しているとのことだが、ウェストハムはリンガードを再びスカッドに加えることはできるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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