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ガーナ代表入りが噂されるランプティにブライトン指揮官が助言「重要なことは…」

2022.05.15

ガーナ代表入りが噂されているランプティ [写真]=Getty Images

 ブライトンを率いるグレアム・ポッター監督が、国籍変更後のガーナ代表入りが噂されている同クラブ所属のイングランド人DFタリク・ランプティについて言及した。14日、イギリスメディア『アスレティック』がコメントを伝えている。

 現在21歳のランプティはガーナ人の両親のもと、イングランドで生まれ、チェルシーの下部組織を経て2020年1月からブライトンでプレー。積極果敢な攻撃参加とスピードを武器に、ここまで公式戦49試合に出場し1ゴール6アシストを記録、イングランドの各世代別の代表にも名を連ねている。

 そんなランプティに対し、ガーナサッカー協会が今年11月に控える「2022 FIFA ワールドカップ カタール」に向けた戦力強化のため、国籍変更とガーナ代表入りを迫っていると複数のイギリスメディアの間で報じられている。すでにアーセナル所属のイングランド人FWエディ・エンケティアと、チェルシー所属のイングランド代表FWカラム・ハドソン・オドイはガーナ代表に忠誠を誓ったとも伝えられており、ランプティも2人同様にガーナ代表入りするのではないかと噂されている。

 ブライトンでランプティを指導するポッター監督は「彼の状況に関わらず、ワールドカップでプレーすることは誰にとっても素晴らしいことだ。しかし重要なのは、彼がどこの国でのプレーを望んでいるのか、ということだ。資格の問題ではない」と、本人の意思を尊重する必要があると主張し、ランプティをサポートする姿勢を強調した。

「どこの国を代表したいのか、という点で彼自身がどう感じるかが問題だ。おそらく家族への配慮もあるだろう。キャリアという観点ではなく、人間として、サッカー選手として、どう決断するのかという問題だ。とても複雑な問題だと思う。彼が何か話したかったり、相談したかったりしたら、私たちは彼の考えを聞き、間違いなくサポートするよ」

 果たしてランプティはどのような決断を下し、どの代表チームでのプレーを選択するのだろうか。今後の動向にも注目が集まる。

By サッカーキング編集部

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