ジョルジーニョがニューカッスル戦辛勝を振り返り「僕らは最後まで信じていた」

　チェルシーのイタリア代表MFジョルジーニョがニューカッスル戦を振り返りコメントした。クラブ公式サイトで伝えている。

　チェルシーは13日、プレミアリーグ第29節でニューカッスルと対戦した。新たなオーナーを迎え９戦無敗のニューカッスルのプレスに苦しみ、スコアレスのまま試合が終わるかと思われた89分、ジョルジーニョの絶妙パスに反応したカイ・ハフェルツがネットを揺らしチェルシーが先制に成功。このゴールを守りきり1－０でチェルシーが勝利した。

　試合後ジョルジーニョは「僕らは最後まで信じていたし、これが僕らのグループ、僕らのメンタリティーなんだ。最後まで集中し、ハードワークし、戦い、前に出る。これが僕らが今見せているものだよ。僕たちは勝利に値すると思う。素晴らしい結果、雰囲気だったし、ファンにとっても素晴らしいものだった」と振り返った。

　また、完璧なトラップからネットを揺らしチェルシーに勝ち点3をもたらしたハフェルツについても言及。「カイは素晴らしい選手で、素晴らしい人だ。我々のために違いを生み出すことができる。僕らは彼のことを信じている。彼のクオリティとポテンシャルを見ればわかるだろう。彼は違いを生み出すチームにとってのキープレイヤーなんだ」と称賛した。

　10日に英国政府がロシア人オーナーのロマン・アブラモヴィッチ氏に対して資産凍結などの制裁を科し、同氏の資産と見なしクラブのチケット販売や新契約締結などが禁止となったほか、スポンサーも契約を停止するなど苦しい状況が続くチェルシー。

　ジョルジーニョはこの状況についてもコメントし、チームは集中していると語った。

「僕たちだって人間だし、これだけいろいろなことが起こると簡単ではない。正直言ってこれは挑戦だね。僕たちは時々、孤立して自分のやるべきことに集中することもある。僕らは見ての通りプロフェッショナルだし、目標や何のためにここにいるのかを理解している。そのために戦っているんだ」