マンU指揮官、直近10戦1得点のC・ロナウドに言及「このクラブで幸せかどうかは分からない」

　マンチェスター・Uのラルフ・ラングニック監督が同クラブに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについて語った。11日付けでイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

　6日に行われたプレミアリーグ第28節マンチェスター・C戦で4－1の黒星を喫したマンチェスター・Uは、12日に第29節トッテナム戦をホームで迎える。前日会見に臨んだラングニック監督は、前節の“マンチェスター・ダービー”を欠場したC・ロナウドについて「彼は昨日からトレーニングを再開しているし、今日もトレーニングに参加する予定だ。明日は起用できると思っている」とコメント。来季チャンピオンズリーグ出場権を争うトッテナムを相手にした一戦へ、同選手が出場する可能性を示唆した。

　また現地では、リーグ戦の直近10試合で1ゴールに留まっているC・ロナウドに関して、ラングニック監督が志向する戦術との相性が懸念されている。ただ、同監督は「彼がマンチェスターやこのクラブで幸せかどうかは、訊いていないから分からない」とキッパリ。あくまで「私にとっては、彼が再びフィットし昨日からトレーニングを再開したことが重要なんだ。どのフォーメーション、どのメンバーで明日の試合に臨むかはこれから考えるよ」と次戦を見据えている。