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1億ポンドの男や最強のU-21…プレミアリーグの“ボックス内侵入者”たち

2022.03.09

プレミアリーグのドリブラーたち [写真]=Getty Images

 ドリブラーには様々なタイプがいる。爆発的なスピードでサイドを直線的に突破する典型的なウィンガーや、一瞬の駆け引きで敵の裏をかいて局面を打開するチャンスメーカー。はたまた、中盤の中央からスラロームのように守備網をかいくぐる技巧派など。

 色々なタイプがいる中で、相手にとって最も厄介なドリブラーとはボックス内に侵入してくるボールの運び屋だろう。守備側からすると、例え突破されなくてもボックス内に侵入されると守備の選択肢が激減する。下手に足を出せばPKを与えかねないのだ。そんな危険なドリブラーとは誰なのか? ドリブルでボックス内に入る回数が多い選手を見てみよう。これがプレミアリーグの“ボックス内侵入者”ランキングだ。(データ『FBREF』)

[写真]=Getty Images

 ランキングで9位に入ったのはアジアを代表するアタッカー、トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンだ。ボックス内侵入回数は「35回」。両足で抜群の決定力を誇るストライカーは、カウンターからボールを運んでボックス内に切れ込むと一人でフィニッシュまで持ち込んでしまう。今季も既にリーグ戦で得点ランク4位の11ゴールを決めており、プレミアリーグで6シーズン連続の二けたゴールを達成。さらに同僚のFWハリー・ケインと阿吽の呼吸を誇っており、先日はディディエ・ドログバ&フランク・ランパードを抜いて、プレミア史上最も互いのゴールをアシストしているコンビに浮上した。

ジェイドン・サンチョ

 8位は今季からマンチェスター・Uに所属するジェイドン・サンチョだ。ここまでリーグ戦のスタメン出場は15回で、出場時間は56%しかないものの「37回」もボックス内にボールを運んでいる。

ブカヨ・サカ

 7位はアーセナルのイングランド代表MFブカヨ・サカ(20歳)だ。ウィンガーやウィングバックなど活躍の場所を選ばない万能型のレフティは、細かいボールタッチで「38回」もボックス内に侵入。先日のワトフォード戦では1得点1アシストの活躍を見せ、これで今季リーグ戦8ゴール5アシスト。21歳未満の選手として今季プレミアリーグで最もゴールに絡んでいる。欧州5大リーグで見てもレヴァークーゼンのMFフロリン・ヴィルツ(18歳)の17点に次いで得点に絡んでいることになる。

ウィルフレッド・ザハ

 6位は圧巻のスピードと抜群のボディバランスで仕掛けるクリスタル・パレスのコートジボワール代表FWウィルフレッド・ザハだ。プレミアリーグでのクラブ歴代最多ゴールを更新中のアタッカーは「39回」もドリブルでボックス内に侵入している。

アラン・サン・マクシマン

 5位はニューカッスルのアラン・サン・マクシマンだ。ウルヴァーハンプトンのアダマ・トラオレが期限付きでバルセロナに移籍したこともあり、プレミアリーグを代表するドリブラーとなったウィンガーは「42回」もボックス内に侵入。さらに今季ここまでドリブル成功数はリーグ1位の107回を誇っており、近々フランス代表に呼ばれるのではと囁かれている。

ラヒーム・スターリング

 4位はマンチェスター・Cのイングランド代表FWラヒーム・スターリングだ。イングランド屈指のドリブラーは「43回」も侵入しており、ボックス内で敵のファウルを誘うことでも知られる。2月9日のブレントフォード戦では、一気に加速してボックス内に侵入するとタックルを受けて転倒してPKを獲得。敵将は「絶対にPKじゃない」と主張したが、これでスターリングはプレミアリーグ史上最多となる通算23回目のPKを獲得したことになった!

サディオ・マネ

 3位はリヴァプールのセネガル代表FWサディオ・マネで「47回」。今季ここまでリーグ2位の12ゴールを決めているストライカーは、2014年にザルツブルクからサウサンプトンに加入して以降、プレミアで8シーズン連続2桁ゴールという驚異的な得点力を誇っている。リヴァプールでは強力な3トップの一角として首位シティを追走しており、逆転優勝を目指している。

モハメド・サラー

 2位は世界最高プレーヤーの呼び声高いリヴァプールのFWモハメド・サラーだ。今季プレミアリーグでゴール数1位(19点)、アシスト数2位(10本)、シュート数1位(105本)、枠内シュート数1位(51本)という圧巻の数字を残しており、ボックス内侵入数も「61回」でリーグ2位となっている。

ジャック・グリーリッシュ

 栄えある第1位に輝いたのは、マンチェスター・Cのイングランド代表MFジャック・グリーリッシュだ。今季プレミアリーグでの出場時間は全体の半分にも満たない1361分で、トップ10の中で最も少ないが、それでも「65回」もボックス内に仕掛けており堂々のNo.1。実は、ボックス内に仕掛けることこそグリーリッシュの専売特許なのだ。アストンヴィラ時代にも、プレミアリーグに復帰した2019-20シーズンにいきなりリーグ4位、そして昨シーズンは「80回」でリーグ1位に輝いていた。

 敵を完全に抜かなくても、右足でボールを持って相手を牽制しながらボックス内にボールを運んでしまう。これがグリーリッシュの最大の特長であり、昨夏マンチェスター・Cはそのために同選手に1億ポンド(約150億円)もの移籍金を支払い、彼をイングランド人最高額選手にしたのだ!

■プレミアリーグのドリブルでボックス内侵入回数ランキング

1位 ジャック・グリーリッシュ(マンチェスター・C) 65回
2位 モハメド・サラー(リヴァプール) 61回
3位 サディオ・マネ(リヴァプール) 47回
4位 ラヒーム・スターリング(マンチェスター・C) 43回
5位 アラン・サン・マクシマン(ニューカッスル) 42回
6位 ウィルフレッド・ザハ(クリスタル・パレス) 39回
7位 ブカヨ・サカ(アーセナル) 38回
8位 ジェイドン・サンチョ(マンチェスター・U) 37回
9位 ソン・フンミン(トッテナム) 35回
10位 エマヌエル・デニス(ワトフォード) 34回  他2名

(記事/Footmedia)

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