チームは残留争いも…ランパード監督は勝利へ自信「目の前にあるものだけを見ている」

　エヴァートンのフランク・ランパード監督が、今シーズンについて言及した。3日付けでイギリスメディア『BBC』が伝えている。

　1月31日にエヴァートンの新たな指揮官に就任したランパード監督に対して、現地ではその経験値の少なさから懐疑的な意見も見られている。しかし、同監督は「人々は、私が仕事熱心であることを知ることになるだろう。ファンはピッチ上の変化を見てくれたら、そのサポートが長く続くと信じている」と自信を示した。

　エヴァートンは現在、プレミアリーグ直近の13試合でわずか1勝。順位にして16位（20試合消化時点）と残留争いに巻き込まれる苦しい状況を強いられている。それでもランパード監督は「チェルシーでも難しい時期はあったし、現役時代はウェストハムでもその時間を過ごした。だから、順位のことはあまり気にしていない。目の前にあるものだけを見ている。これからの18試合は練習場での努力と集中力、そして選手やクラブ、ファンがいかに団結できるかで決まる。私はその全てをまとめ上げようと思っている。今はそれだけだ」と前向きに語った。

　そして、ランパード監督と同じくこの冬にエヴァートンへと加わったMFデレ・アリとMFドニー・ファン・デ・ベークについても「私はデレに最適な環境を提供しなければならないし、彼ほどのビッグネームは注目されるべきだ。彼とドニーがチームにいることに、私はとても興奮しているよ」と言及している。