マンチェスター・Uのグリーンウッド、レイプと暴行の容疑で逮捕か

　マンチェスター・Uのイングランド代表FWメイソン・グリーンウッドが、レイプと暴行の容疑で逮捕されたようだ。30日、イギリスメディア『BBC』や『スカイスポーツ』など複数メディアが伝えている。

　報道によると、グリーンウッドの恋人であるハリエット・ロブソンさんが自身のインスタグラムアカウントを通じて暴行の証拠となる写真や音声を投稿。なかには性的暴行を受けたとする内容も含まれており、この内容がSNS上で拡散され、騒動を巻き起こしている。

　そして、捜査をしていたグレーター・マンチェスター警察は「ソーシャルメディア上で身体的暴力事件を訴える女性の画像と動画を確認した」ことを発表し、「20代の男性をレイプと暴行の容疑で逮捕した」ことを明らかにしている。また、グリーンウッドは尋問のために拘留されており、引き続き調査が行われているようだ。

　なお、マンチェスター・UはグリーンウッドにDV（ドメスティック・バイオレンス）の疑惑が浮上した際に「我々は、ソーシャルメディアに出回っている画像や疑惑を認識している。事実が確認されるまで、これ以上コメントすることはない。マンチェスター・Uは、いかなる暴力も容認していない」と声明を発表していた。

　現在20歳のグリーンウッドは、2007年からマンチェスター・Uのアカデミーに在籍していた生え抜きの逸材。2019年3月に17歳でトップチームデビューを果たし、これまで公式戦通算129試合の出場で35ゴール12アシストを記録している。