エリクセンがブレントフォード移籍 [写真]=Getty Images
ブレントフォードは31日、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンを獲得したことを発表した。なお、契約は2021-22シーズン終了までという。
エリクセンは1992年生まれの29歳。オーデンセ、アヤックスの下部組織で育ち、2010年にアヤックスのトップチームに昇格する形でプロデビューを果たした。その後トッテナムを経て2020年1月にインテルに加入。当時指揮していたアントニオ・コンテ監督との確執も報じられたが、20-21シーズンには徐々に信頼をつかみ取り、司令塔としてチームのリーグ優勝に貢献した。
エリクセンは2021年夏にデンマーク代表としてEURO2020に臨んだが、6月12日に行われたグループB第1節フィンランド代表戦の前半に意識を失って倒れ込み、ピッチ上で心臓マッサージなどの救命処置を受けて病院に搬送。数日間入院し、植え込み型除細動器(ICD)の装着手術を受けて退院し、ユース時代を過ごした古巣オーデンセでトレーニングを再開した。
しかし、イタリア(当時所属していたインテル)ではICDを装着した状態でのプレーが認められないことから復帰はかなわず。現役続行を望むエリクセンの意向もあり契約を解消しフリーとなっていた。
現役続行を望むエリクセンはデンマーク代表に復帰するためにも所属先を探しており、多くのクラブからのオファーがあったと代理人が明かしていたが、獲得レースはブレントフォードが勝利。U-17デンマーク代表時代に指導を受けたトーマス・フランク監督が指揮する“ビーズ”が射止めた。
✍ Welcome to Brentford, @ChrisEriksen8 👊#BrentfordFC 🐝 #EriksenJoins pic.twitter.com/O8h5WbdUZ2
— Brentford FC (@BrentfordFC) January 31, 2022
By サッカーキング編集部
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