フルアム対ブラックプールの試合中に、フルアムのサポーターが心停止 [写真]=Getty Images
29日に行われたイングランド2部第29節フルアム対ブラックプール戦で、フルアムのサポーターが試合中に心停止を起こし、後に逝去した。
フルアムの本拠地『クレイヴン・コテージ』で行われた一戦は、フルアムのサポーターであるポール・パリッシュ氏が試合中に心停止に陥ったことで41分間中断された。パリッシュ氏は懸命の救命措置を受けたものの、搬送先の病院で息を引き取った。最終的に、試合は1-1で終了している。
フルアムのクラブ公式サイトは、30日に以下のような声明文を発表している。
「今回、試合中に心停止に陥ったサポーターのポール・パリッシュ氏が亡くなったという知らせを受け、大変ショックを受けています」
「パリッシュ氏の人生において、フルアム・フットボール・クラブは非常に重要な役割を果たしていたと聞きました。『クレイヴン・コテージ』は彼にとって第二の故郷であり、彼はシーズンチケット所有者として多くの時間をこの場所で過ごし、家族や友人たちと一緒にクラブを応援していたのです」
「パリッシュ氏がフルアムを選んだことを光栄に思うとともに、彼の愛する人たちがこれからの日々を、互いに支え合い、安らかに過ごせるよう願っています」
「マレク・ロダーク(フルアム所属のスロバキア代表GK)をはじめ、彼の近くで助けを求めてくれたすべてのサポーターたちに感謝しています。また、フルアム・フットボール・クラブの皆さまと一緒に、この件に関して比類なき対応をしたメディカルや警備員たちにも称賛をおくります」
「最後に、フルアムとブラックプールのサポーターたちが示した敬意は、サッカーが有する善の側面および私たち全員の中にある善の側面を思い起こさせるものでした」
By サッカーキング編集部
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