現在はフリーとなっているエリクセン [写真]＝Pool/Getty Images
デンマーク人MFクリスティアン・エリクセンは現役復帰の準備が整ったようだ。11日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
2021年夏に開催されたEURO2021にデンマーク代表の一員として参加したエリクセンは、グループB初戦のフィンランド戦に先発出場を果たした。しかし、前半終了直前に突然ピッチに倒れ込むと、そのまま病院へと救急搬送された。意識はすぐに回復したものの、一時的に心停止を起こしていたことが判明している。
セリエAの心臓の状態に関する規則では、植込み型除細動器（ICD）を装着してのプレーが認められず、エリクセンは昨年12月にインテルを退団していた。
エリクセンは体力回復のため、数カ月間トレーニングを続け、その間に要求されたすべてのメディカルテストに合格している。また、エリクセンは今年カタールで開催されるワールドカップ出場の希望を抱いており、そのためにも移籍市場がクローズする今月中に新天地を決めたいと考えているようだ。
現在はフリーとなっているため新契約の締結は急務ではないものの、エリクセンにはプレミアリーグの3クラブやオランダなどその他ヨーロッパ諸国からも関心が寄せられているといい、エリクセン本人はプレミアリーグへの復帰を望んでいるようだ。
By サッカーキング編集部
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