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W杯メンバーに滑り込みそうなイングランドの“未キャップ組”は?

2021.12.06

イングランド代表デビューが期待される選手たち [写真]=Getty Images

 来年のワールドカップ・カタール大会まで1年を切り、異例の冬季開催に注目が集まるなか、ここからは代表メンバー争いも激化していくだろう。それは、56年ぶりのW杯優勝を目指すイングランド代表も例外ではない。

 今年のEURO2020で準優勝に終わったイングランドは、若い才能が台頭してきている。アーセナルのMFエミール・スミス・ロウやクリスタルパレスのMFコナー・ギャラガーなど、今年に入って実に8名の選手が代表デビューを果たしており、あと1年もあれば他の選手がもっと出てくる可能性だってある。というわけで、スポーツ専門サイト『The Athletic』がまとめた「未キャップながらW杯メンバーに間に合う可能性がある選手」を参考に、今後注目の選手を紹介しよう。

[写真]=Getty Images

■マーク・グエーイ (21歳) クリスタル・パレス所属

マーク・グエーイ

 イングランドのギャレス・サウスゲイト代表監督は、11月の代表メンバーを発表した際に「惜しくも漏れた3名」を明かした。そのうち2名(スミス・ロウとギャラガー)は、他選手の代表辞退により追加召集されて晴れて代表デビューを飾ることになった。グエーイだけは代表入りを逃したが、それでも彼がA代表に最も近い若手であることに変わりない。

 夏に1800万ポンドでチェルシーからパレスに加入して以降、グエーイは最終ラインの中心に定着して評価を高めており、イングランドU-21代表では腕章を託されている。A代表のセンターバックは選手層が厚いが、何とか滑り込めるかもしれない。

■ヴァレンティノ・リヴラメント (19歳) サウサンプトン所属

ヴァレンティノ・リヴラメント

 グエーイと同じくチェルシー下部組織出身で、今年の夏に出場機会を求めて移籍したDFだ。チェルシー時代には一度もトップチームで起用されたことがなかったが、サウサンプトン移籍後には即座にレギュラーに定着。右SBとして10月のバーンリー戦ではプレミアリーグでの初ゴールも決めた。

 9月には飛び級でU-21代表デビューを果たしており、今後が楽しみな若武者だ。問題は彼のポジションである。リース・ジェイムズ(チェルシー)、カイル・ウォーカー(マンチェスター・C)、トレント・アレクサンダー・アーノルド(リヴァプール)など、右サイドバックは最激戦区なのだ。それでも、このまま成長を続ければ来年にはチャンスを貰えるかもしれない。

タリク・ランプティ (21歳) ブライトン所属

タリク・ランプティ

 その最激戦区に挑戦するもう一人の右サイドバックがランプティだ。彼もチェルシーの下部組織出身で2020年にブライトンに加入してすぐに出場機会を得た若き才能だ。昨シーズンは開幕からアシストを連発して注目を集めたが、昨年12月にハムストリングを負傷して長期離脱し、今年9月にようやく復帰したところ。

 小兵ながら抜群のスピードと足元の巧さを兼ね備えたランプティは、攻守両面で一対一が強く、他の選手とは少しタイプが違うため重宝される可能性がある。さらにブライトンで日頃から右ウィングバックを経験しているため、もしサウスゲイト監督が3バックを選択するのなら、ランプティは面白い選択肢になるかもしれない。

■ジェイムズ・ジャスティン (23歳) レスター所属

ジェイムズ・ジャスティン

 怪我さえなければ既に代表デビューを果たしていてもおかしくないDF。両サイドバックをこなせるほか、センターバックとしてもプレーできる万能型で、昨季レスターでレギュラーとして起用されていたが2月に膝の前十字靭帯を損傷して長期離脱。ようやく練習に復帰したところで、今シーズンの残りの試合で本来の姿を取り戻せるか注目したい。W杯のような短期決戦では万能選手も必要なので、可能性がないとは言い切れない。

カーティス・ジョーンズ (20歳) リヴァプール所属

カーティス・ジョーンズ

 リヴァプール生え抜きのMFは、17歳でトップチームデビューして以降、徐々に出場機会を増やしている。総合力の高いインサイドハーフは、安定した足元の技術でゲームをコントロールできる貴重な存在だ。さらに引いて守る相手に対してはミドルシュートを放つほか、絶妙なラストパスも繰り出せる。彼を指導したことがあるOBのスティーヴン・ジェラードも「ゼロから何かを生み出せる選手」と称えたことがある。さらに『The Athletic』の記者は同選手について「PKも任せられる」と、EURO2020で涙を飲んだPK戦でも期待できると説明している。

イヴァン・トニー (25歳) ブレントフォード所属

イヴァン・トニー

 シーズン序盤にブレントフォードの快進撃の原動力となったFWは、抜群のボディバランスで制空権を掌握する。前線で献身的に動き回り、敵DFとロングボールを競り合って確実に味方につなげる。今季リヴァプール戦では、世界最高DFのフィルジル・ファン・ダイクを手こずらせて評価を高めており、代表では前線のターゲットマンとして“ジョーカー的”に使うこともできるだろう。コロナ禍の影響でW杯メンバー枠が拡大すれば、こういった選手を呼ぶのは面白いだろう。

ジャロッド・ボーウェン (24歳) ウェストハム所属

ジャロッド・ボーウェン

 今月20日に25歳の誕生日を迎える左利きのウィンガーは、好調ウェストハムの攻撃を支える一人で、今季ここまでリーグ戦3ゴール4アシスト。10代の頃はイングランド5部リーグに所属しており、これまで年代別を含めてイングランド代表とは無縁だったが、昨シーズンもプレミアリーグで全試合に出場しており「そろそろ呼ばれるのでは?」と噂も出ている。

オリヴァー・スキップ (21歳) トッテナム所属

オリヴァー・スキップ

 トッテナムの生え抜きは、昨季ノリッジ(当時2部)にローン移籍すると同チームの主軸としてリーグ制覇に貢献。今季はトッテナムに戻って中盤の真ん中でレギュラーを確保。判断スピードとボール奪取能力に長けており、長短のパスを織り交ぜてゲームを支配する。アントニオ・コンテ監督も「本人が望むのなら一流の選手になれる」と太鼓判を押す。

(記事/Footmedia)

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