今季はチェルシーでプレーしているサウール [写真]=Getty Images
チェルシーが、今夏獲得したスペイン代表MFサウール・ニゲスのレンタル打ち切りを検討しているようだ。8日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
チェルシーは今夏の移籍市場最終日となった8月31日に買い取りオプションが付随した今シーズン終了までの期限付き移籍でアトレティコ・マドリードからサウールを獲得した。しかし、デビュー戦となった9月11日のプレミアリーグ第4節のアストン・ヴィラ戦で前半で交代となって以降、リーグ戦は1試合に2分間途中出場したのみにとどまり、そのほかカラバオ・カップで2試合、チャンピオンズリーグで1試合に出場したのみとなっている。
ここまでわずか239分間の出場にとどまっているサウールが、トーマス・トゥヘル監督の構想外となりつつある状況から、チェルシーは来年1月の移籍市場で同選手のレンタル打ち切りを検討しているようだ。
しかし、報道によると、チェルシー側にレンタルを打ち切る決定権はないことから、アトレティコと交渉する必要があるという。そのアトレティコとしては今夏にフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンを復帰させるために、サラリーキャップの問題でサウールを放出した経緯もあることから、シーズン途中での同選手の呼び戻しは難しい状況にあるようだ。なお、イギリス紙『テレグラフ』によると、サウール自身は来年1月にチェルシーを離れることは考えていない模様で、ポジション確保のための努力を続けていくと報じている。
チェルシーの中盤にはフランス代表MFエンゴロ・カンテ、イタリア代表MFジョルジーニョ、クロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチ、イングランド代表MFルベン・ロフタス・チークらがいる中、サウールは出場機会を増やすことはできるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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