ニューカッスルから関心も…エメリ監督「まだオファーは何もない」

　ビジャレアルを率いるウナイ・エメリ監督が、ニューカッスル就任の噂に言及した。2日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　ニューカッスルは先日、サウジアラビアの政府系ファンドなどからなるグループによって買収が成立し、新たな経営体制が発足。そして、今シーズンのプレミアリーグで未勝利が続いていたことから、先月20日に双方合意のもとでスティーヴ・ブルース監督を解任した。

　現在はアシスタントコーチのグレアム・ジョーンズ氏がトップチームを率いているニューカッスルは新指揮官の招へいに動いている。多くの候補者が噂されている中、現在はエメリ監督が第一候補になっている模様で、引き抜きを画策していることが報じられている。

　ビジャレアルとの現行契約が2023年6月30日までとなっているものの、シーズン途中での引き抜きが噂されているエメリ監督は、2日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）・グループF第4節でヤング・ボーイズに2－0で勝利した後、「ニューカッスルから関心がある。それだけだ」と語り、次のように続けた。

「まだオファーは何もない。それは私とクラブに提示されなければならないものだ。それ以外は何もない。就任するとかしないとか言う前に、私はクラブと話をする」