今夏の移籍が噂されているズマ [写真]=Getty Images
ウェストハムは、チェルシーに所属するフランス代表DFクル・ズマの獲得を諦めていないようだ。24日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
デイヴィッド・モイーズ監督が熱望していることもあり、今夏の移籍市場でズマの獲得を狙っているウェストハムは、チェルシーとの交渉が進んでいることが明らかとなっている。報道によって金額の差はあるものの、2500万ポンド（約38億円）から3000万ポンド（約45億円）の移籍金ですでにクラブ間合意に達したことが報じられている。しかし、個人条件でズマ本人との交渉が難航しているようだ。
イギリスメディア『talkSPORT』によると、ズマは週給12万5000ポンド（約1880万円）を要求していることが障壁になっているという。ウェストハムの現在チーム内最高給がウクライナ代表FWアンドリー・ヤルモレンコの週給11万5000ポンド（約1730万円）となっているため、ズマの要求額で獲得した場合、チーム内の分裂を引き起こす可能性があると同メディアは指摘している。
なお、ズマの移籍が決定した場合、チェルシーはセビージャに所属するフランス代表DFジュール・クンデに動くことも明らかとなっている。すでに同選手と個人合意には達しているものの、まだセビージャとは合意には至っていないことが報じられている。それでも、ズマを売却すれば、移籍金を上乗せしてクンデの獲得を本格化させるものと見られている。
移籍市場閉幕まで残り1週間を切ったが、果たしてウェストハムはズマと合意に達することはできるのだろうか。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト
世界のサッカー情報を配信する国内最高峰のサッカー総合メディア。日本代表をはじめ、Jリーグ、プレミアリーグ、海外日本人選手、高校サッカーなどの国内外の最新ニュース、コラム、選手インタビュー、試合結果速報、ゲーム、ショッピングといったサッカーにまつわるあらゆる情報を提供しています。「X」「Instagram」「YouTube」「TikTok」など、各種SNSサービスも充実したコンテンツを発信中。