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プレミアリーグ、アカデミー出身の最高額選手は誰だ?〜Part1〜

プレミア10クラブのアカデミー出身最高額選手を紹介する [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Cがアストン・ヴィラのイングランド代表MFジャック・グリーリッシュの獲得に向けて、1億ポンド(約152億円)のオファーを提示したと報じられている。

 アストン・ヴィラのサポーターにとって、アカデミー出身のグリーリッシュはかけがえのない存在だ。一方で、移籍が実現すればクラブには財政的に多大なメリットをもたらすことになる。

 イギリスメディア『Football365』はプレミアリーグの各クラブから最高額で移籍したアカデミー出身選手を紹介。なお、アカデミー出身選手の基準は、16歳以下でクラブに加入し、トップチームに昇格する前にそのクラブのユースチームでプレーをした選手としている。

※カッコ内は(移籍した年/移籍先)
※金額は『Football365』より。日本円は現在のレートで換算
[写真]=Getty Images

■アーセナル


セスク・ファブレガス(2011年/バルセロナ)
移籍金:3500万ポンド(約53億円)

 バルセロナのカンテラからアーセナルの下部組織に加入したのは2003年9月のこと。その翌月にリーグ・カップのロザラム戦でトップチームの選手としてデビューを飾った当時、まだ16歳と177日だった。翌シーズンからレギュラーポジションを獲得し、アーセナルの中心選手として飛躍的な成長を遂げたファブレガス。加入から8年が経った2011年の夏に、高額な移籍金で古巣バルセロナに戻っていった。

■アストン・ヴィラ


ギャレス・バリー(2009年/マンチェスター・C)
移籍金:1200万ポンド(約18億円)

 1997年にアストン・ヴィラが当時16歳のギャレス・バリーをブライトンから獲得するのに費やした額は125万ポンド(約2億円)。12年後にマンチェスター・Cへ移籍する際、その金額は約10倍となっていた。マンチェスター・Cを退団後はエヴァートンとウェスト・ブロムウィッチでプレーをしたバリー。プレミアリーグで通算653試合出場は歴代最多記録。グリーリッシュの移籍が成立すれば、アストン・ヴィラのアカデミー出身者の移籍金ランキングではトップの座を譲ることになるが、出場試合数の方は現役選手で最多のジェイムズ・ミルナーと89試合もの差があるため、当面の間、抜かれることはなさそうだ。

■ブレントフォード


クリス・メファム(2019年/ボーンマス)
移籍金:1200万ポンド(約18億円)

 14歳でチェルシーのアカデミーを放出されたメファム。ワトフォードやQPRからも獲得を見送られたメファムを“拾った”のがブレントフォードだった。アカデミーで着実に成長を遂げたウェールズ代表DFは、2019年にボーンマスへ移籍し、ブレントフォードに1200万ポンドをもたらした。なお、昨季のチャンピオンシップ(イングランド2部)のプレーオフ準決勝ではボーンマスの一員としてブレントフォードと対戦したメファム。ファーストレグを1-0で制しながら、前半28分に退場したセカンドレグは1-3で敗戦。古巣のプレミア初昇格を“アシスト”してしまった。

■ブライトン


ベン・ホワイト(2021年/アーセナル)
移籍金:5000万ポンド(約76億円)

 ホワイトの人生はこの夏で一変した。サウサンプトンのアカデミーを退団後、16歳でブライトンに加入したホワイト。下部リーグのチームへのローン移籍で経験を積み、着実にステップアップを続けた。2019-20シーズンにはローン先のリーズのプレミア昇格に大きく貢献。完全移籍のオファーも届いたが、最終的にはブライトンと新たな4年契約を締結。EURO2020ではイングランド代表の候補に選出され、トレント・アレクサンダー・アーノルドの離脱により繰り上げ当選を果たしたホワイト。出場機会はなかったが、練習でレベルの高いプレーを披露し続け、代表関係者から高評価を受けた。

■バーンリー


ジェイ・ロドリゲス(2012年/サウサンプトン)
移籍金:700万ポンド(約11億円)

 生まれ故郷のバーンリーでキャリアをスタートさせたロドリゲス。2007年にプロ契約を交わし、2010-11シーズンからレギュラーとして活躍。2011-12シーズンにはチャンピオンシップのベストイレブンに選ばれた。日本代表DF吉田麻也と同時期の2012年夏に、プレミア昇格を果たしたサウサンプトンに移籍。レギュラーとして活躍していたが、2014年4月に前十字じん帯断裂の重傷を負って長期離脱。復帰後は出場機会に恵まれず、ウェスト・ブロムウィッチを経由し、2019年にバーンリーに戻って来た。

■チェルシー


フィカヨ・トモリ(2021年/ミラン)
移籍金:2500万ポンド(38億円)

 オランダ代表DFネイサン・アケからトップの座を奪い去ったのは、今夏ミランに完全移籍したトモリだ。現在はマンチェスター・Cに所属するオランダ代表DFアケは、2017年にチェルシーからボーンマスへ移籍。2000万ポンドの移籍金は、トモリに破られるまでチェルシー・アカデミー出身者として最高額だった。トモリは今年1月からローン移籍をしていたミランに、2500万ポンドで完全移籍を果たしている。『Football365』はトモリの記録もタミー・エイブラハムが近日中に塗り替えてくれることをチェルシーは期待しているだろうと綴っている。

■クリスタル・パレス


アーロン・ワン・ビッサカ(2019年/マンチェスター・U)
移籍金:4500万ポンド(約68億円)

 11歳でクリスタル・パレスのアカデミーに加入し、2018年2月にトップチームでデビュー。2018-19シーズンは右サイドバックのレギュラーとして1年を通じてプレーをし、2019年夏にビッグクラブへの移籍を果たしたワン・ビッサカ。マンチェスター・Uのオーレ・グンナー・スールシャール監督は獲得時に「彼はマンチェスター・Uでプレーをするのにふさわしい姿勢と才能、メンタリティを持ち合わせている」と期待を込めて語っていた。加入後の2シーズンで公式戦100試合に出場している23歳のDFは、ここまで指揮官の期待を裏切らない活躍を見せている。

■エヴァートン


ウェイン・ルーニー(2004年/マンチェスター・U)
移籍金:2700万ポンド(約41億円)

 「ONCE A BLUE, ALWAY’S A BLUE(一度青になったら永遠に青)」。FAユース・カップ決勝でゴールを決めた後、当時16歳のルーニーはこう書かれたTシャツを披露し、エヴァートンのサポーターの心を鷲掴みにした。そのわずか2年後、10代の選手としては当時史上最高額の2700万ポンドでマンチェスター・Uに移籍したルーニーだったが、2017年にエヴァートンに復帰。中国やアメリカのチームからも興味が寄せられていた中、13年ぶりに古巣に復帰した理由について、当時のルーニーは「エヴァートンが子供の頃から応援していたクラブであり、自分がプレーをして結果を出したいと思うクラブだから」だと説明した。

■リーズ


ジョナサン・ウッドゲイト(2003年1月/ニューカッスル)
移籍金:900万ポンド(約14億円)

 16歳の時にミドルズブラの下部組織からリーズに加入した元イングランド代表DF。財政難に陥ったリーズが次々と主力を放出する中で、ウッドゲイトも2003年1月にニューカッスルへ移籍することになった。2002-03シーズンの移籍市場では、ウッドゲイトの他にリオ・ファーディナンド、ロビー・キーン、リー・ボウヤー、ロビー・ファウラーと錚々たるメンバーがリーズを離れて行った。

■レスター


ベン・チルウェル(2020年/チェルシー)
移籍金:5000万ポンド(約76億円)

 2009年に12歳でレスターのユースに加入したチルウェル。トップチームでのデビューを飾ったのは、レスターがプレミアリーグを制した2015-16シーズンのこと。カップ戦のみの出場で、リーグ優勝には貢献できなかったが、徐々に頭角を現したチルウェル。2017-18シーズンにはクリスティアン・フクスから左サイドバックのレギュラーポジションを奪い、2018年10月にイングランド代表でデビュー。昨年の夏に5000万ポンドという高額な移籍金でチェルシーに加入した後も、 CL制覇にEURO2020のメンバー入りと、順調なキャリアを歩んでいる。

(記事/Footmedia)


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