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リヴァプールのメルウッド旧練習場、2人のOBが運営責任者に…地域密着のスポーツハブへ

ファウラー氏(左)とキャラガー(右)がメルウッドの管理人に [写真]=Getty Images

 リヴァプールは14日、昨年まで利用していたメルウッドの旧練習場について、OBの元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏と同FWロビー・ファウラー氏が運営責任者を務めることになったと発表した。

 リヴァプールは1959年からメルウッドにある練習場を利用してきたが、2020年秋からカークビーに新設された『AXAトレーニングセンター』へと移転。メルウッドの土地の所有権については、低所得者層向け住宅を提供する『Torus』へと売却されていた。

『Torus』はメルウッドを「地域社会の永続的な資産として再構築」し、「低価格かつ持続可能な多世代の生活と永続的なコミュニティのつながりを実現する、ランドマーク的な複合施設とする野心的な計画」を策定。その一環として、キャラガー氏とファウラー氏、地域密着型の水泳スクール『Swim!』や体操スクール『Beth Tweedle Gymnastics』とパートナーシップを結んだ。

 パートナーシップにより、「メルウッドの象徴的なトレーニング施設の建物の将来性は確保される」ことになる。ファウラー氏とキャラガー氏の発案による『ファウラー・キャラガー・アカデミー』は、既存の建物の運営責任を負い、リヴァプール・シティ・リージョンの若者たちに新たなトレーニングや教育の機会を提供するカレッジを設置する。また、水泳と体操のプログラムを提供するメルウッドの施設は、0歳以上の地元の子供たちに、新しいスポーツに挑戦し、新しい友達を作り、楽しむ機会を提供するスポーツ・ハブとなる。

 メルウッドでプロとしてのキャリアを育み、形成してきたキャラガー氏とファウラー氏は、発表に際し、リヴァプールのクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントを寄せた。

「メルウッドの歴史における新たな一歩を踏み出すためにトーラス社と提携することは、ファウラー・キャラガー・アカデミーや、地元の子供たちや若者に夢と成功の機会を与えるという私たちの使命に自然にマッチしていました。私たちは、スポーツ科学の専門家に支えられたプロのサッカープログラムとともに、素晴らしい教育を提供できることを非常に嬉しく思います」

 また、キャラガー氏はイギリス紙『テレグラフ』のコラムを通じて、今回のパートナーシップについて次のように述べている。

「私たちが現役時代に利用していたメルウッドの施設は、メインの建物やいくつかのサッカーピッチなど、ほとんどが残されます。また、元リバプールの選手である私たちは、かつてのトレーニンググラウンドの精神を守り、訪問者がこの場所の豊かな歴史を疑うことのないようにしたいと思います。リバプールがメルウッドを明け渡して以来、私が選手生活のすべてを過ごした場所に戻ることができるのは、個人的にも嬉しいことです。あの有名なゲートを毎日通ることができると思うと、とても誇りに思います」

 さらに『Torus』は、イングランドのプロサッカー選手協会(PFA)と協力して、認知症などの介護が必要な元サッカー選手のためのサポート付き住宅をメルウッドに建設することも検討しているという。


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