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CL決勝の前哨戦! マンチェスター・C対チェルシーについて知っておきたい8つのこと

マンチェスター・Cとチェルシーが対戦する [写真]=Getty Images

 8日に行われるプレミアリーグ第35節では、マンチェスター・Cが本拠地『エティハド・スタジアム』にチェルシーを迎える。

 チャンピオンズリーグ(CL)で決勝進出を決めた両チーム。早くもその前哨戦がプレミアリーグの舞台で行われることになる。マンチェスター・Cにとっては勝てばリーグ制覇が決まる重要な一戦であり、チェルシーにとってはトップ4フィニッシュに向けて勝ち点3が必須の戦いだ。好調な2チームによるビッグマッチを前に、知っておきたい8つのトピックを紹介する。

[写真]=Getty Images

■マンCは優勝に王手

前節クリスタル・パレスを下して優勝に王手をかけたマンチェスター・C

 クラブ史上初のCL決勝進出を決めたマンチェスター・Cは、プレミアリーグ制覇に王手をかけている。2日に予定されていたリヴァプール戦でマンチェスター・Uが敗れた場合には優勝が決まっていたが、サポーターの暴動により延期に。その結果、ホームで優勝を決めるチャンスが巡ってきた。勝てば2年ぶり5度目のプレミアリーグ制覇が決定。勝利を逃したとしても、9日にマンチェスター・Uがアストン・ヴィラ戦で同等以下の結果であれば優勝となる。次の2試合はアウェイ開催となるため、本拠地で優勝を決める大きなチャンスだ。

■チェルシーだって負けられない

カイ・ハフェルツ

前節フルアム戦で2発のハフェルツ

 優勝がかかるマンチェスター・C以上に、勝ち点3が必要なのはチェルシーだ。1月末にトーマス・トゥヘル監督が就任して以降、プレミアリーグでの15試合はわずか1敗。順位も8位から4位にジャンプアップし、FAカップとCLでは決勝に駒を進めている。全てが上手く行けば2冠を達成し、なおかつプレミアリーグでのトップ4という、シーズン前半には考えられなかった結末を迎えられる。ただし、決勝はいずれも一発勝負で、トップ4の座も安泰というわけではない。5位ウェストハムとは3ポイント差で、6位トッテナム、7位リヴァプールも虎視眈々と4位の座を狙っている。プレミアリーグでのラスト3試合の相手は、アーセナル、レスター、アストン・ヴィラと難敵揃いなだけに、優勝目前の首位チームからも勝ち点3が必須の状況だ。

■7度目のペップ対トゥヘル

ペップ・グアルディオラ、トーマス・トゥヘル

グアルディオラ(左)とトゥヘル(右)

 この試合は、今季の年間最優秀監督を決める争いとも言える。就任5年目のジョゼップ・グアルディオラ監督はマンチェスター・Cを初のCL決勝に導き、プレミアリーグでは独走態勢を築いた。対するトゥヘル監督はシーズン途中就任ながら、見事な手腕を発揮。昨季はパリ・サンジェルマンの指揮官としてCL決勝の舞台に立ったが、異なるクラブを率いて2シーズン連続でCL決勝を果たした史上初の監督となった。そんな両雄はドイツ時代に5度対戦し、2勝3分(※PK戦は引き分けにカウント)とグアルディオラ監督がトゥヘル監督を圧倒していたが、イングランドでの初対決となったFAカップ準決勝ではチェルシーが1-0で勝利。ついに初白星を奪った。史上7度目となる名将対決はどちらに軍配が上がるだろうか。

■チェルシーはペップの天敵

ペップ・グアルディオラ

 グアルディオラ監督にとってチェルシーは因縁の相手だ。監督キャリア通算6敗は、マンチェスター・Uと並んで最多。最も苦手としているチームになる。マンチェスター・Cの監督就任1年目には、アントニオ・コンテ監督率いるチェルシー相手にホームとアウェイのどちらも敗戦。監督キャリアで初めてとなる“シーズンダブル”を食らった。またバルセロナを率いていた2011-12シーズンには、CL準決勝でチェルシーに敗れた。3週間前のFAカップ準決勝でも0-1で敗れ、クアドルプル(4冠)の夢を絶たれている。CL決勝の前哨戦となる今回の試合で、リベンジを果たしておきたいところだろう。

■アグエロに優勝決定弾のチャンス

セルヒオ・アグエロ

前節クリスタル・パレス戦で決勝点を挙げたアグエロ

 セルヒオ・アグエロは再びマンチェスター・Cをリーグ制覇に導くことができるだろうか。今季限りでの退団が発表されているアルゼンチン代表FWは、2011年の加入から印象的なゴールを数多く決めてきた。中でもマンチェスター・Cを44年ぶりのトップリーグ制覇に導いた2011-12シーズン最終節QPR戦のゴールは永遠に人々の記憶に残り続けるはずだ。クラブが建築予定だという自身の銅像には興味がないと本人は話すが、“優勝決定弾”は狙っているだろう。チェルシー戦は過去15ゴールを記録するなど、相性も抜群だ。マンチェスター・Cのユニフォームを着たアグエロの姿をしっかりと目に焼き付けておきたい。

■輝きを放つデ・ブライネ

ケヴィン・デ・ブライネ

 注目選手を挙げ出したらキリがない両チームの対決だが、中でも一際輝きを放っているのがケヴィン・デ・ブライネだ。ジョゼ・モウリーニョ政権時代にチェルシーで居場所を失い、ドイツでの武者修行を経て2015年にマンチェスター・Cに加入。以降、中心選手として活躍を続け、昨季はPFA年間最優秀選手賞を含め、個人タイトルを総なめにした。プレミアリーグでのチェルシー戦は、元所属選手としては最多となる4得点を決めており、現在は3戦連続でゴールを記録している。負傷から復帰して以降、好調を維持するデ・ブライネのプレーは必見だ。

■イングランド至宝同士がマッチアップ

フィル・フォーデン、メイソン・マウント

イングランドの将来を担うフォーデン(左)とマウント(右)

 イングランド代表の将来を担う2人の若手MFにも注目したい。マンチェスター・Cのフィル・フォーデンとチェルシーのメイソン・マウントは共にクラブの生え抜きで、両サポーターにとっての希望の星だ。CL準決勝セカンドレグでも、フォーデンはアシストを記録し、今季の公式戦で得点とアシストの双方を二桁に乗せることに成功したプレミア6人目の選手となった。マウントも2008年のフランク・ランパード以来初めて、チェルシーのイングランド人でCL準決勝の得点を決めた選手となっている。インターネット上では「どちらが上か」という論争が盛り上がりを見せており、両者のマッチアップからは目が離せない。

■予想オッズは?

 日本時間7日15時現在、英国大手ブックメーカーの『ウィリアム・ヒル』はマンチェスター・Cの勝利に「1.95倍」、チェルシーの勝利に「4.2倍」、ドローに「3.4」倍というオッズを付けている。プレミアリーグ制覇に王手をかけるマンチェスター・Cが、この試合で優勝を決める可能性が高いという予想のようだ。コンディション面でも、試合間隔が1日長いマンチェスター・Cが優勢。チェルシーはこの試合の4日後にアーセナル戦を控えており、タフな戦いを強いられる。とはいえ、現状で欧州のトップ2であることが確定した両チームが相まみえる。意地とプライドをかけた好ゲームになることは請け合いだろう。

(記事/Footmedia)


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