ホーム6連敗を喫したリヴァプール [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第27節が7日に行われ、リヴァプールとフルアムが対戦した。
ホーム戦5連敗中の暫定7位リヴァプールが18位フルアムをホームに迎えた。前節のチェルシー戦に敗れたリヴァプールは直近8試合のリーグ戦3勝5敗と不調が続いている。一方のフルアムは前節のトッテナム戦にホームで敗れたが、アウェイでは昨年12月5日のマンチェスター・C戦以来、無敗を維持している。
リヴァプールはDFオザン・カバクがメンバー外となっており、センターバックにはナサニエル・フィリップスとリース・ウィリアムズが入った。また、ディオゴジョッタが3カ月ぶりの先発復帰を果たした。
試合を動かしたのはアウェイのフルアムだった。前半終了間際の45分、セットプレーの流れからマリオ・レミナがモハメド・サラーからボールを奪い、エリア内右から右足を振り抜くと、これがゴール左に決まった。フルアムが1点リードで前半を折り返す。
まずは1点を返したいリヴァプールだが、なかなかフルアムの守備を崩すことができない。48分にはモハメド・サラーが、直後にジョッタがエリア内からシュートを放つが、いずれも得点に結びつけることはできない。
するとリヴァプールは62分、ジョルジニオ・ワイナルドゥムに代えてサディオ・マネを投入し、打開を図る。リヴァプールは70分、右サイドでボールを持ったナビ・ケイタがアーリークロスを上げると、エリア内に走りこんだマネがヘディングで合わせる。しかし、これは右のゴールポストに嫌われた。
さらにリヴァプールは72分、エリア手前でボールを受けたジェルダン・シャチリが左足で狙いすましたシュートを放つが、わずかにゴール左上に外れる。リヴァプールは終盤にかけて攻撃の時間がより長くなるが、なかなか決定機を作ることができない。
試合はこのまま終了。リヴァプールがフルアムに敗れ、本拠地アンフィールドで6連敗。不調から抜け出せず、リーグ戦2連敗となった。また、約9年ぶりのフルアム戦での敗北となった。フルアムはリーグ戦3試合ぶりの勝利を収めた。