プレミアリーグ第17節が4日に行われ、リヴァプールとサウサンプトンが対戦した。リヴァプールに所属している南野拓実はベンチからのスタートとなっている。
試合は開始早々に動く。2分、敵陣中央付近でサウサンプトンがフリーキックを獲得する。キッカーを務めたジェームズ・ウォード・プラウズが縦へ浮き球のボールを供給すると、ダニー・イングスが反応。イングスは古巣相手に左足で技ありシュートを沈め、ホームチームが先手を取った。
イングスが先制ゴール [写真]＝Getty Images
首位を走るリヴァプールもここから反撃へ。モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノの前線にチアゴ・アルカンタラが絡み、ボールを保持しながら攻撃を試みるも、なかなか決定的なチャンスをつくり出すことはできない。相手ゴールを脅かす場面も乏しく、前半はサウサンプトンの1点リードで終了した。
後半に入っても試合の主導権はリヴァプールに。49分にはジョルジニオ・ワイナルドゥムのシュートが相手DFの手に当たったようにも見えたが、ハンドの判定とはならず。リヴァプールは57分にジェルダン・シャチリを投入し、人数を増やして攻撃の機会を伺うも、なかなか決定機を生み出せない。逆にサウサンプトンもボールを保持する時間をつくり、2点目を狙う。
その後は両者激しい攻防戦を繰り広げるも、スコアはこのまま動かず、試合はサウサンプトンの1点リードでタイムアップを迎えた。南野拓実の出番はなかった。敗れたリヴァプールはプレミアリーグ3戦未勝利となっている。一方、サウサンプトンは5試合ぶりの白星を掴んだ。
今後、両チームはFAカップ3回戦に臨む。次節、リヴァプールは17日に首位を争うマンチェスター・Uと、サウサンプトンは16日にレスターと対戦する予定だ。