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イングランド史上最年少22歳の会長誕生へ…マルセイユ元会長の息子が古豪サンダーランド買収

サンダーランドを買収したキリル・ルイ・ドレフュス氏(左から2人目/写真は2016年)[写真]=Icon Sport via Getty Images

 リーグ・ワン(イングランド3部)のサンダーランドは24日、フランス人資産家のキリル・ルイ・ドレフュス氏による買収が合意に至ったことを発表した。

 クラブ公式サイトによると、7月に辞任したスチュワート・ドナルド前会長が保有していたクラブの支配権をルイ・ドレフュス氏が得ることで合意。クラブは24日に審査のための書類をEFL(イングランド・フットボールリーグ)に提出し、承認を得られれば、ルイ・ドレフュス氏が新会長に正式就任する。なお、EFLの審査は1月中旬ごろに完了する見込みだという。

 イギリス紙『ガーディアン』によると、ルイ・ドレフュス氏は1998年生まれで現在22歳。マルセイユの元会長であるロベール・ルイ・ドレフュス氏の息子で、2009年に父親が亡くなったあと、20億ポンド(約2800億円)以上もの信託資金を受け継いだとされている。イギリスメディア『BBC』によると、22歳での会長就任はイングランドサッカー界史上最年少だという。

 ルイ・ドレフュス家は19世紀にスイスを本拠地とする総合商社のルイ・ドレフュス・グループを設立し、現在では世界の穀物市場を支配する穀物メジャーの一つとしても知られている。1996年〜2016年までリーグ・アンのマルセイユを所有し、現在ルイ・ドレフュス社の会長でキリル氏の母親であるマルガリータ氏は現在も同クラブの少数株主だという。

 キリル・ルイ・ドレフュス氏はクラブ公式サイトを通じて、「この取引について、敬意を持ってEFLからの承認を待っています。1879年まで遡る豊かなサッカー文化で知られる街で、このような歴史あるクラブに関わることができて本当に誇りに思っています」と買収合意の喜びを語った。

「僕の家族がサッカー業界につながりがあることは多くの人が知っているでしょう。サンダーランドを買収するにあたり、クラブの将来を担う者として私が持つ責任を理解しています」

「今後はサンダーランドが誇る伝統を現代的な構造とアプローチと融合させた長期的な戦略を掲げています。すべてのパフォーマンスの分野における研究とイノベーションの最先端を目指し、選手育成とチームのプレースタイルに特に重要視していきます。見ていて楽しく、観戦している人たちの文化や魂を体現するようなチームを作り、我々の成功に欠かせないファンたちとのつながりを再構築していきます」

「世界的なパンデミックの中で、クラブが直面している困難な状況と今後数カ月の課題について、すべての人が理解しなければいけません。しかし、クラブ幹部や選手、サポーターたちによるハードワーク、入念な計画、一体感があれば、(本拠地の)スタジアム・オブ・ライトに明るい未来を作ることができるはずです。みんながそれぞれの役割を果たせば、サンダーランドをイングランドのトップレベルに戻すことができると確信しています。スタートが待ちきれないです」

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