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マンチェスター・ダービーについて知っておきたい7つのこと

マンチェスター・Uとマンチェスター・Cが対戦する [写真]=Getty Images

 赤と青のプライドをかけた戦いはどんな結末を迎えるのか――。12日に行われるプレミアリーグ第12節では、マンチェスター・Uとマンチェスター・Cによる“マンチェスター・ダービー”が行われる。会場は“夢の劇場”としてもお馴染みの『オールド・トラッフォード』。183回目となる今回のダービーも激しい戦いが繰り広げられることだろう。

 前節終了時点で6位マンチェスター・Uと7位マンチェスター・Cとの勝ち点差は1ポイント。消化試合が1つ少ない両チームは、ライバルから勝ち点3を奪って上位チームとの差を縮めておきたいところだ。注目の大一番について、ここでは知っておきたい7つのトピックを紹介する。

[写真]=Getty Images

■“夢の劇場”を苦手としないシティ

『オールド・トラッフォード』で行われたプレミアリーグで、アウェイチームとして最多勝利を記録しているのがマンチェスター・Cだ。全23戦で7勝(5勝11敗)は、“ビッグ6”のライバルたちをも凌ぐ数になる。近年は特に強さを発揮しており、7勝のうち6勝は最近9対戦で収めたもの(1分2敗)。またプレミアリーグを制した過去4シーズンは、必ず『オールド・トラッフォード』で勝利を収めている。今季もこの一戦に勝って勢いをつけたいところだろう。一方、今季のマンチェスター・Uは、ホームでのリーグ戦わずか1勝(1分3敗)。ホームアドバンテージは期待できそうにない。

■昨季はユナイテッドがダブル達成

 昨季リーグでのダービーマッチは、マンチェスター・Uが2戦2勝だった。敵地では前半のうちに2点を先制して逃げ切りに成功。ロックダウン直前に行われたホームゲームでは2-0の完封勝利を収め、マンチェスター・Cを相手に10年ぶりのシーズンダブルを達成した。昨季はカラバオ・カップ準決勝の第2戦でも勝利したマンチェスター・U。マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督にとって、1シーズンに同じ相手から3敗を喫するのは、キャリアで2度目の屈辱だった(2017-18シーズンのリヴァプールに次ぐ)。今季初の“マンチェスター・ダービー”はどちらに軍配が上がるだろうか。

■ペップはユナイテッドと好相性

 昨季は宿敵相手に苦杯をなめたが、グアルディオラ監督はもともとマンチェスター・U戦を得意としている。プレミアリーグに限れば、敵地で敗れたのは昨季が初めて。『オールド・トラッフォード』でプレミアリーグ3連勝を達成した初めての敵将として歴史に名を刻んでいる。バルセロナとバイエルンの監督時代を含めると、マンチェスター・Uとの通算対戦成績は8勝2分5敗。バルセロナでの2度の欧州制覇は、いずれも決勝でマンチェスター・Uを下した末に成し遂げられたものだった。

■逆境に強いユナイテッド

 今季のマンチェスター・Uは逆転勝利が目立つ。リーグ戦ここまでの10試合、8試合で相手にリードを許す苦しい展開を強いられているが、そのうち5試合に勝利。先にリードを奪われた試合で獲得した勝ち点はリーグ最多の「15」を数え、2番目に多いリヴァプールの「9」を大幅に上回っている。前節のウェストハム戦でも、前半を1点ビハインドで折り返しながら、途中出場の全3選手が得点かアシストを記録する活躍を見せて3-1の逆転勝利を収めた。一方、マンチェスター・Cは今季のプレミアで先にリードを奪われると1度も勝てていない(4試合で2分2敗)。先制点だけは与えないよう、細心の注意を払う必要があるだろう。

■B・フェルナンデスか、デ・ブライネか

 注目選手は、昨季それぞれのクラブで年間MVPに輝いたポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスとベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネだろう。B・フェルナンデスは今年1月のマンチェスター・U加入以来、プレミア24試合で15得点11アシスト。同期間で最も多くのゴールに関与している。一方、デ・ブライネは昨季プレミアで歴代最多タイとなる20アシストを記録。PFA(プロサッカー選手協会)の年間最優秀選手賞も受賞した。チームの攻撃をけん引する2人は、今季のプレミアリーグでチャンスクリエイト数を競い合っており、トップのB・フェルナンデス(35回)をデ・ブライネ(28回)が追う状況となっている。世界最高峰のプレイメーカーの競演は必見だ。

■スターリングの初ゴールなるか

 好機を演出する味方がいても、それをゴールに結びつけないと勝利には結びつかない。マンチェスター・Cで特に期待がかかるのは、イングランド代表FWラヒーム・スターリングだろう。実はマンチェスター・Uを苦手としており、リヴァプール時代も含めてプレミアリーグで16度対戦しているが、計29本のシュートを放ちながら、一度もゴールを決めたことがない。同選手がプレミアで10回以上対戦し、一度もネットを揺らしたことがないのはマンチェスター・Uだけ。カラバオ・カップでも4度対戦しているが、全てノーゴールに終わっている。今季公式戦でチーム最多タイとなる6得点を奪っているスターリングだが、天敵相手に初ゴールを決めることができるのか。要注目である。

■予想オッズは?

 日本時間11日18時現在、英国大手ブックメーカーの『ウィリアム・ヒル』はマンチェスター・Uの勝利に「4.5倍」、マンチェスター・Cの勝利に「1.73倍」、ドローに「4倍」というオッズを付けている。順位で上回るマンチェスター・Uよりも、地力に勝るマンチェスター・Cが優位と予想しているようだ。CLでも大会からの敗退を余儀なくされたマンチェスター・Uに対し、マンチェスター・Cは無敗での首位通過を確定し、勢いで勝っている。とはいえ、下馬評がまるで当てにならないのがダービーマッチであり、勝ち点1差の現状はむしろ両者のライバル意識に拍車をかけるものとなるだろう。熱戦必至の“マンチェスター・ダービー”を制するのは、ユナイテッドか、あるいはシティか。

(記事/Footmedia)


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