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スコールズ氏、マンUのカバーニ獲得に疑問符「5〜6年前なら最高の補強だが…」

マンチェスター・Uに加入したカバーニ [写真]=Getty Images

 元イングランド代表MFポール・スコールズ氏が12日、YouTubeチャンネル『Stadium Astro』の動画に出演。古巣であるマンチェスター・Uがウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニと結んだ契約に対し、疑問符をつけている。

 現在33歳のカバーニは、6月30日までパリ・サンジェルマン(PSG)に在籍。7年間で公式戦301試合に出場し、通算200ゴールを記録したが、今夏の契約満了に伴い同クラブを退団。移籍市場最終日の10月5日にマンチェスター・Uへの加入が正式決定し、1年延長オプション付きの1年契約を結んだ。

 カバーニは伝統の背番号「7」を与えられるなど、期待感を持ってマンチェスター・Uに迎え入れられた。だが、スコールズ氏はクラブと同選手が結んだ契約は長すぎると指摘。プレミアリーグ未経験のベテランは、今の“赤い悪魔”が本当に必要としている選手ではないとの見解を示した。

「とにかく、私たちは(彼のプレーを)待つ必要がある。全盛期の彼は、疑いの余地がない最高峰のフォワードだった。だが今の彼は33歳で、昨季はPSGでもあまり試合に出場せず(※公式戦出場は22試合)、引退に向かう選手のように見えた」

「5〜6年前なら、私たちを次のレベルへと引き上げてくれる素晴らしい契約となっていた。だけど、今の彼がチームを新たな段階に連れて行ってくれるとは思えないな。レンタル契約なら理想的だったかもね」

「センターフォワードがいなくて苦労しているなら、難しい期間だけをやり過ごすために2〜3カ月のレンタル契約が必要だ。ヘンリク・ラーションのケースと同じさ(※ラーションは2007年1月〜3月までのレンタル契約でヘルシンボリからマンチェスター・Uに加入。当時35歳)。ラーションは私たちのために、ちょっとした“隙間”を埋めてくれたんだ。それはまさに、私たちが必要としていたことだ」

「カバーニは2年(1年+1年)契約を結ぶ選手ではなく、ラーションのような選手だと思う。本当に奇妙だよ。でも、カバーニ自身は契約を気に入っているだろうね。確信を持ってそう言えるよ」

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