今夏の移籍が濃厚となっているバチュアイ [写真]=Getty Images
チェルシーがベルギー代表FWミシー・バチュアイに新契約を提示するようだ。イギリス紙『サン』が伝えている。
現在26歳のバチュアイは2016年夏にマルセイユからチェルシーに加入。2018年1月からはドルトムント、バレンシア、クリスタル・パレスへのレンタル移籍を経て、昨年夏チェルシーに復帰した。昨シーズン序盤はイングランド代表FWタミー・アブラハムの控えとして主に途中出場ながら起用され、リーグ戦16試合の出場で1ゴール1アシストを記録した。しかし、冬の移籍市場後はフランス代表FWオリヴィエ・ジルーの序列が上がった影響でリーグ戦再開後の出場機会はなかった。
チェルシーは今夏、ドイツ代表FWティモ・ヴェルナーを獲得したことでバチュアイの序列はさらに下がることが予想されており、クラブは同選手の売却を画策しているが、今夏は完全移籍での売却が見込めないことから、レンタルでの移籍が濃厚となっている。しかし、現行契約が2021年6月30日までとなっている同選手は来夏にはフリーとなる。フリー移籍を防ぎたいチェルシーは同選手と新契約を締結後にレンタルで放出しようとしているようだ。
なお、レンタルでのバチュアイ獲得にはクリスタル・パレスやウェスト・ブロムウィッチ、ニューカッスルなどが関心を示していることが報じられている。