今夏チェルシーに加入したM・サール(写真は2019年11月のもの) [写真]=Getty Images
レヴァークーゼンが、今夏チェルシーに加入したU-21フランス代表DFマラング・サールの獲得に関心を示しているようだ。イギリスメディア『90min』が伝えている。
チェルシーはレヴァークーゼンに所属するドイツ代表MFカイ・ハフェルツの獲得に迫っている。すでに5年契約で個人合意に達し、クラブ間でも移籍金は初めに8000万ユーロ(約100億円)を支払った後に、ボーナスで2000万ユーロ(約25億円)を追加で支払う形で合意したことが報じられている。8月30日にはロンドンでメディカルチェックを受けた一方で、レヴァークーゼンの新シーズンに向けたフィジカルテストを欠席したことも明らかになっており、移籍は濃厚となっている。
ハフェルツの移籍がいまだ公式発表されていない理由は不明となっているが、その理由の一つとして、レヴァークーゼンがM・サールの獲得をハフェルツ移籍の取引に加えようとしていることが挙げられているようだ。
M・サールは今年の6月でニースとの契約が満了となり、今夏チェルシーにフリーで加入した。しかし、チェルシーのCEOであるマリナ・グラノフスカイア氏は同選手加入の際に「彼は非常に有望な選手で、レンタル先でのプレーもチェックし、すぐにチェルシーに戻ってくることを期待している」と今シーズンは武者修行に出すことを明言している。
そこで、M・サールに関心を示しているレヴァークーゼンがチェルシーにレンタルでの獲得を打診しているという。同選手の移籍交渉がハフェルツの公式発表時期にも影響していることが予想されているが、果たして交渉は成立するのだろうか。