マンU時代のV・ハール監督(写真右) [写真]=Getty Images
オランダ人指揮官ルイス・ファン・ハールが、自身の過去について語った。25日付けでイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
2014年から2016年にかけてマンチェスター・Uの監督を務めたV・ハールは、2シーズンでFAカップのトロフィーを1度獲得したものの、リーグ戦の成績は4位と5位。当時はFWアントニー・マルシャルやFWメンフィス・デパイ、FWアンヘル・ディ・マリアなどといった選手を獲得したが、プレミアリーグのタイトルには及ばなかった。
取材に応じたV・ハールは、マンチェスターでの当時について言及。同氏はどうやら、他の選手の獲得を望んでいたようだ。
「私はロベルト・レヴァンドフスキを望んでいたが、それは困難だと分かった。そして代わりにゴンサロ・イグアインを獲得しようとした。監督に着任する以前には、ネイマールの名も役員会には出した。ユナイテッドというクラブならば、大きな目標を掲げる必要があると思っていたからね」
「その他にもサディオ・マネやリヤド・マフレズも獲得候補だった。トーマス・ミュラーも私の希望リストに入っていたし、中盤にはエンゴロ・カンテが欲しかった」
「ディフェンスではセルヒオ・ラモスとマッツ・フンメルスを求めていた。彼らは私のトップターゲットだったが、結局獲得できなかった。私は監督として交渉に関与していなかったから、その原因は分からない」
そして同氏は、マンチェスター・Uが獲得を逃した選手たちが、のちに他のクラブへ移籍したことが気になっていたようだ。
「ただ、私がクラブを去った後にマフレズはマンチェスター・Cへ、カンテはチェルシーへ移籍した。ユナイテッドは叶えられなかったが、ライバルたちは獲得した。私はそれが非常に奇妙なことに感じられたね」
なお、現在69歳のV・ハールは2015年3月に監督業から退く意向を示し、現在に至っている。
By サッカーキング編集部
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