D・ジョッタがeプレミアリーグ優勝 [写真]=Getty Images
プレミアリーグの選手たちが参加したeスポーツ大会「ePremier League Invitational」の最終日が25日に行われた。
プレミアリーグは17日にサッカーゲーム『FIFA 20』のeスポーツ大会「ePremier League Invitational」を21〜25日に開催することを発表した。大会には、プレミアリーグの全クラブから主に所属選手などが代表して参加。大会賞金は、新型コロナウイルスと戦うNHS(イギリスの国営医療サービス)支援のためにプレミアリーグの選手たちが立ち上げた基金『#PlayersTogether』に寄付される。
最終日は準決勝から行われ、初戦でDFトレント・アレクサンダー・アーノルド(リヴァプール)とFWラヒーム・スターリング(マンチェスター・C)が対戦。前半はスターリングがセルヒオ・アグエロの2得点で先行したが、後半はアレクサンダー・アーノルドが2点差を追いつくと、延長戦に入ってロベルト・フィルミーノのゴールデンゴールで3-2の逆転勝利を収めた。
もう1つの準決勝は、FWディオゴ・ジョッタ(ウルヴァーハンプトン)とMFドワイト・マクニール(バーンリー)が激突。D・ジョッタは自分自身で得点を挙げるなど2点リードを奪うと、1点を返されたものの、ラウル・ヒメネスの2得点で突き放し、4-1の勝利で決勝に駒を進めた。
リヴァプールとウルヴスの決勝は、D・ジョッタが立ち上がりから主導権を握ったが、前半終了間際にアレクサンダー・アーノルドがジョルジニオ・ワイナルドゥムのヘディング弾で先制。後半はD・ジョッタが攻勢を仕掛けると、76分にヒメネスの股抜きヒールパスからアダマ・トラオレが同点ゴールを決め、1-1のまま90分が終了した。そして延長戦もD・ジョッタが優勢に進めると、67分にヒメネスのゴールデンゴールが生まれて勝負あり。ウルブスのD・ジョッタが大会を制した。
Only 1️⃣ #PL team could come out on top 👀
Congratulations to our #ePremierLeague Invitational winners, @Wolves 🏆 pic.twitter.com/QSOx7ji2t1
— Premier League (@premierleague) April 25, 2020
なお、これでウルヴスは、新型コロナウイルスの影響によるリーグ中断期間にFIFA 20のeスポーツ大会で“2冠”を達成した。イングランド4部のレイトン・オリエントが主催し、世界中の128クラブが参加した慈善大会「Ultimate Quaran-Team」で、ウルヴスはeスポーツチームのフラビオ(Fifilza)選手が4月6日の決勝でフローニンゲンを破って優勝を飾っていた。
✅ #UltimateQuaranTeam
✅ #ePremierLeague Invitational@WolvesEsports do the lockdown double!Congratulations on your fantastic tournament win, @DiogoJota18!
— Wolves (@Wolves) April 25, 2020