インテル移籍が噂されているジルー [写真]=Getty Images
チェルシーがフランス代表FWオリヴィエ・ジルーとの契約更新オプションを行使する模様だ。24日、イギリス紙『ガーディアン』が報じた。
現在33歳のジルーは、2018年1月にロンドンのライバルクラブであるアーセナルからチェルシーへと移籍。ここまで公式戦76試合に出場して21得点13アシストを記録しているが、今シーズンは出場機会が減少していた。同選手は出場機会を求め、現行の契約が満了する今夏にフリートランスファーで退団すると見られている。新天地には、かつてチェルシーを指揮したアントニオ・コンテ氏が現在率いるインテルが有力な候補として挙げられている。
しかし、チェルシーは新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ジルーのフリートランスファーでの退団を阻止することにしたようだ。今夏の移籍市場が同ウイルスの影響を受けると予想されるなか、その不確実性に備え、契約延長によってジルーの価値を維持することがねらいだ。同クラブは現行の契約に付帯している契約延長オプションを行使し、同選手の契約は2021年6月30日までになるという。
By サッカーキング編集部
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