試合についてコメントしたスールシャール監督 [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uを率いるオーレ・グンナ―・スールシャール監督がポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスやウィンターブレイクについてコメントした。2日、クラブ公式サイトが伝えている。
マンチェスター・Uは1日、プレミアリーグ第25節でウルヴァーハンプトンと対戦。チャンスを作り出したものの、両チームともネットを揺らすことができずスコアレスドローに終わっていた。
スールシャール監督は試合を振り返り次のようにコメントした。
「もしスタッフがゴールを0.5ヤードずらしてくれればよかったのにね(笑) 後半はゴールに近づいた。試合を支配し、コントロールできたと思う。しかし、高速カウンターと優れたセットプレーを武器にするチームを相手に試合をコントロールできたと言うのは簡単ではない。それでも、我々はポゼッションの65%を保持し、失点しなかった。彼らとは2週間で3度も対戦している。失点していない。我々も1点しか決められなかったが、それだけ崩すのが難しい相手なんだ」
加入後デビュー戦となったB・フェルナンデスについては「ブルーノはトッププレーヤーだ。今日はデビュー戦。前半は全員が足元にボールを収めようとしたが、ブルーノは、ボールを持った時に周りに動いてもらいたい選手で、その動きを今日はできなかった。彼は今後が楽しみなクオリティを示してくれた。シュートを5本打ったしね。チームメートの特性を理解すれば、前線にトッププレーヤーがいることになる」と評価した。
久しく過密スケジュールが問題となっていたプレミアリーグには今シーズンからウィンターブレイクが導入された。同監督は「12月と1月は9試合ずつ、合計18試合を戦った。中には、ほぼ全試合に出場した選手もいる。姿勢、気持ちの強さ、フィットネスは完璧でも、精神的に疲れてしまう。ブレイクは役に立つ。ウォルヴァーハンプトンは、この試合までに10日の感覚があった。その部分では彼らにアドバンテージがあったが、今日の試合でも、選手たちは気持ちの強さを見せてくれた」とコメントしている。