アーセナルのアルテタ監督(左)は、オーバメヤン(右)への信頼を口にした [写真]=Getty Images
アーセナルのミケル・アルテタ監督は、同クラブに所属するガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンの今冬での移籍を容認するつもりがないようだ。28日に、イギリス紙『メトロ』が報じている。
現在30歳のオーバメヤンは、自身の名前を世界に轟かせたドルトムント時代を経て、2018年1月にアーセナルへと移籍した。今シーズンは、プレミアリーグで22試合に出場して14試合1アシストを記録するなど活躍しているが、アーセナルが10位に沈むなど低迷していることもあり、タイトル獲得が見込めるクラブへと今冬に移籍する可能性が噂されてきた。
なかでも、バルセロナはオーバメヤンの移籍先として度々報じられてきたクラブだ。エースFWルイス・スアレスが負傷により長期離脱を強いられているため、バルセロナは代わりとなるストライカーを探している。
しかし、アルテタ監督はシーズン途中にエースが流出する事態を避けたいと考えており、27日のFA杯4回戦・ボーンマス戦(◯ 2-1)の後に自らの考えを語っている。
「オーバメヤンには、100%ここにいてほしいと思っているよ。私は彼にとても満足しているんだ」
オーバメヤンに対する信頼を口にし、バルセロナを牽制したアルテタ監督。攻撃陣の大黒柱の慰留に、全力を注ぐ覚悟のようだ。