リヴァプールは2チームを用意し“連戦“を乗り切る [写真]=Getty Images
リヴァプールは、12月17日に行われるカラバオ・カップ準々決勝アストン・ヴィラ戦の指揮を、U-23チームのニール・クリッチリー監督に託すようだ。25日、イギリス紙『ミラー』が報じた。
昨シーズンのチャンピオンズリーグ王者であるリヴァプールは、アストン・ヴィラ戦の翌日、12月18日からカタール開催のFIFAクラブワールドカップに参戦する。当初はカラバオ杯準々決勝の延期なども協議されていたが、最終的に日程は変更されず、リヴァプールは2チームを用意して両大会に臨むことになった。
ユルゲン・クロップ監督は当初、ファーストチームとリザーブチームから均等に戦力を配分して両大会に臨むことを考えていたようだが、ファーストチームの選手たちがクラブ史上初のクラブW杯を自ら掲げることを強く希望したため、アストン・ヴィラ戦をU-23チーム主体で戦うことを決断したという。
アストン・ヴィラ戦で指揮を執ると見られるクリッチリー氏は、2013年からリヴァプールのアカデミーで指導を開始し、U-18チームを3年間率いた後、2017年からU-23チームを指揮している。ここ数週間はファーストチームにも帯同していた模様で、クロップ監督とアストン・ヴィラ戦に向けた対策を練っているようだ。