
リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、シミュレーションを行ったとの判定でイエローカードを受けた同クラブのセネガル代表FWサディオ・マネを擁護した。2日、イギリス紙『メトロ』が報じている。
2日に行われたプレミアリーグ第11節アストン・ヴィラ戦で、マネは故意にペナルティーエリア内で倒れたとしてイエローカードを掲示された。なお、試合は1点のビハインドを背負っていたリヴァプールが、終盤に驚異の粘りを披露。アンドリュー・ロバートソンが87分に同点ゴールを決めると、94分にはマネが決勝点をもぎ取り、2-1と逆転勝利を収めた。
次節は、勝ち点「6」差をつけている2位のマンチェスター・シティと対戦する首位のリヴァプールだが、ライバルクラブは早くも“場外戦”を仕掛けているようだ。マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、アストン・ヴィラ戦のマネの行為に言及しつつ、以下のように述べた。
「彼はダイブをすることがある。そして、試合の最後の最後で信じられないようなゴールを決める才能も持っている。彼には様々な能力があるよ」
敵将のこの発言を受けて、クロップ監督は教え子を擁護。たしかに接触はあり、シミュレーションではなかったと主張した。
「一連のプレーで、マネはイエローカードをもらった。後ろからの接触はあったからダイブではないと考えているけど、判定は受け入れなければならないね」
プレミアリーグを代表する2クラブは、すでに直接対決の前から火花を散らしているようだ。