女子初のマンチェスター・ダービーはマンCが制した [写真]=Manchester United via Getty Images
2019-20シーズンのFA女子スーパーリーグ(WSL/イングランド女子1部)が7日に開幕し、史上初となる女子プロチームによる“マンチェスター・ダービー”が実現した。
昨シーズン2位のマンチェスター・C女子が本拠地のエティハド・スタジアムで初めて宿敵を迎え撃った。マンチェスター・U女子は2018年に創設され、昨シーズン2部優勝を果たしたばかりで、初の1部での試合がダービーマッチとなった。
試合は48分、マンチェスター・Cのスコットランド女子代表FWキャロライン・ウィアーが左サイドの高い位置でボールをカットし、そのまま左足を一閃。豪快なミドルシュートをゴール右サイドネットに突き刺して、ダービー初得点をマークした。これが決勝点となり、マンチェスター・Cが1-0で歴史的な勝利を収めた。
😍 Sweet, @itscarolineweir!
🙌 A wonderful goal for @ManCity to open the @BarclaysFAWSL season! pic.twitter.com/AmK2A5oLM7
— Barclays FA Women's Super League (@BarclaysFAWSL) September 7, 2019
なお、歴史的なダービーマッチには、WSL史上最多の3万1213人もの観客が集まった。イギリス紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』によると、これまでの最多記録は今年4月にアーセナルが優勝を決めたブライトン戦での5265人だったが、今回はその約6倍で記録を更新。だが、8日に行われるチェルシー対トッテナムの試合では、4万人以上の観客が見込まれており、連日の新記録が期待されている。