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アーセナル対トッテナム!…“ノース・ロンドン・ダービー”について知っておきたい7つのこと

2019.08.31

エミレーツ・スタジアムで今季最初の“ノース・ロンドン・ダービー” [写真]=Getty Images

 9月1日に行われるプレミアリーグ第4節では、アーセナルトッテナムによる“ノース・ロンドン・ダービー”が開催される。舞台となるのは、アーセナルの本拠地エミレーツ・スタジアム。今回が186回目となるダービーを前に、知っておきたい7つのトピックを紹介する。

■変化した力関係

今季はセント・トッテリンガム・デイが訪れるのか、トッテナムが4年連続阻止するのか…。[写真]=Getty Images

公式戦における通算対戦成績は、アーセナルが77勝50分け58敗と大きく勝ち越しており、プレミアリーグの対戦に限っても、20勝22分け12敗と圧倒している。また、プレミアリーグでアーセナルトッテナムより下位に終わったのは、27年の歴史の中で5回しかない。しかし、2014年のマウリシオ・ポチェッティーノ監督就任以降、トッテナムアーセナルに対して3勝5分け2敗と勝ち越しており、プレミアリーグではここ3年続けてアーセナルより上位でシーズンを終えている。北ロンドンの力関係に変化が生じている。

■最後まで予測不能

“ノース・ロンドン・ダービー”は、とにかくファンを飽きさせない。カップ戦を含めた最近50試合で、スコアレスドローに終わったのは一度だけ。プレミアリーグにおける過去54回の対戦でも、両チームが揃ってゴールを挙げた試合が「36」もあり、リーグ記録となっている。また両者の対戦は“逆転劇”が多いことでも知られており、先制したチームが25回も勝利を逃している(17分け8敗)。これもまた、プレミア記録だ。リードを奪っても、引いて守るようなことはしない両チームの勝負はどう転ぶのか、最後まで目が離せない。

■レフェリーもゴールを予感させる?

今回のダービーで主審を務めるのは、経験豊富なマーティン・アトキンソン氏。ブラッドフォード出身の48歳はプレミアリーグ通算381試合で主審を務めており、“ノース・ロンドン・ダービー”を担当するのは今回で5度目となる。彼が笛を吹いた過去4試合はいずれも両チームに得点が生まれており、「4-4」、「3-3」といった打ち合いになった。同主審が裁いた“ノース・ロンドン・ダービー”で決着がついたのは過去に一度だけ。2015年2月に開催されたダービーで、ホームのトッテナムが2-1の勝利を収めている。

■“新旧”得点王対決

オーバメヤン(左)とケイン(右)のエース対決に注目 [写真]=Getty Images

今回の“ノース・ロンドン・ダービー”は、プレミアリーグの“新旧”得点王対決となる。トッテナムのハリー・ケインは2015-16と2016-17の2シーズン、そしてアーセナルのピエール・エメリク・オーバメヤンは昨シーズンの得点王に輝いた。なお、ケインはプレミアリーグでのアーセナル戦、過去9試合に出場して9ゴールを記録。リーグ戦における“ノース・ロンドン・ダービー”の歴代最多得点者だ。アーセナル戦でケインより多くのゴールを記録しているのはウェイン・ルーニー(12得点)とロビー・ファウラー氏(10得点)の2人だけであり、26歳の彼がこの記録を抜くのも時間の問題だろう。一方、オーバメヤンはドルトムントに所属していた時代を含め、トッテナム戦は公式戦8試合で6ゴールを記録。どちらも相性抜群であり、両エースの出来が勝敗を大きく左右しそうだ。

■前節はともに今季初黒星

前節はリヴァプールに1-3で敗れ、今季初黒星を喫したアーセナル。シュート数も9対25と欧州王者に圧倒され、開幕からの連勝は「2」ストップした。一方のトッテナムは、ホームでニューカッスルに0-1の手痛い敗戦。27分に先制点を許すと、今シーズンのプレミアリーグでトップとなる79.8パーセントのボール支配率を記録しながら、完封負けを喫してしまった。この試合が終われば、インターナショナルブレイクに突入するため、ここで最大のライバルを倒しておきたいという気持ちは両者ともに最高潮のはず。白熱した戦いが期待できそうだ。

■親友対決

パリで共闘していたD・ルイス(左)とL・モウラ(右)[写真]=Icon Sport via Getty Images

激しいライバル関係を持つ両クラブだが、ピッチ上では“親友対決”が実現する。トッテナムのルーカス・モウラは、アーセナルのダヴィド・ルイスと大の仲良し。D・ルイスが今夏、西ロンドンに拠点を置くチェルシーから北ロンドンにあるアーセナルに移籍したため、今まで以上に簡単に会えるようになったと喜んでいるほどだ。2人は同じブラジル出身というだけでなく、2014年から2016年までパリ・サンジェルマンでチームメイトだった。だからこそ、ルーカスはD・ルイスの性格を熟知しており、前節のリヴァプール戦でPKを献上して批判にさらされている今だからこそ底力を発揮すると警戒している。ダービーを舞台に繰り広げられるブラジル人対決はどちらに軍配が上がるだろうか。

■予想オッズは?

イギリス大手ブックメーカーの『ウィリアム・ヒル』は日本時間30日正午現在、アーセナルの勝利に「2.35倍」、トッテナムの勝利に「2.87倍」、そしてドローに「3.6倍」というオッズを付けている。両チームがプレミアリーグで対戦した最近17回でアウェイチームの勝利は一度しかないが、それだけ今回は実力伯仲の戦いが繰り広げられるということだろう。意地とプライドをかけた“ノース・ロンドン・ダービー”。激戦必至の大一番を見逃すわけにはいかない。

(記事/Footmedia)

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