プレミア屈指の右SBワン・ビッサカ、マンU加入に喜び「信じられない」

　マンチェスター・Uは29日、クリスタル・パレスからイングランドU－21代表DFアーロン・ワン・ビッサカの獲得を発表。ワン・ビッサカはマンチェスター・U加入に際して喜びのコメントを残した。クラブ公式HPが29日に伝えている。

　現在21歳のワン・ビッサカはクリスタル・パレスの下部組織出身。2018年2月にトップチームでデビューを飾ると、守備面が評価され、すぐさまレギュラーに定着。2018～2019シーズンにはクラブ年間最優秀選手賞に輝いた。マンチェスター・Uは29日、退団が決定していた元主将エクアドル代表DFアントニオ・バレンシアの後釜として、同じく右サイドバックのワン・ビッサカ獲得を発表した。

　マンチェスター・Uのオーレ・グンナー・スールシャール監督は同選手を「プレミアリーグで将来が期待されているベストなディフェンダーの1人」と評価。監督は「彼はマンチェスター・Uでプレーするのに適切な姿勢、才能、メンタリティを持っている。彼がクラブと契約してくれて嬉しい。ここまで素晴らしい形で成長してきた彼を今後もレベルアップさせたい」と期待を寄せる。

　ワン・ビッサカはマンチェスター・U加入を次のように喜んだ。

「自分のことをマンチェスター・Uの選手と呼べるのは名誉なことで、信じられない。限られた選手にしか与えられない特権ということもわかっている」

「チームの輪の中に加わるのが待ちきれない。欧州選手権が終わって、これから短期休暇を取るけれど、監督や新たなチームメートとのプレシーズンツアーでの練習が楽しみ」