出場機会の不足を理由にマンC退団を希望していると噂されたサネ [写真]=Getty Images
マンチェスター・Cがドイツ代表FWレロイ・サネに対するバイエルンからのオファーを断った模様だ。30日にイギリス紙『ガーディアン』が報じた。
以前からバイエルンは、今夏で退団する元オランダ代表MFアリエン・ロッベンと元フランス代表MFフランク・リベリーの代役として23歳のサネへの関心を示しており、同クラブのカール・ハインツ・ルンメニゲ会長も獲得に動いていることを認めていた。
マンチェスター・Cは、2021年までとなっているサネとの契約延長交渉が長らく停滞している。しかし、同クラブのジョゼップ・グアルディオラ監督が「契約延長のオファーを出している。彼には残って欲しい」と話していることから、同選手の放出に消極的なようだ。
そのためマンチェスター・Cは、バイエルンから最初に提示された7070万ポンド(約97億円)のオファーを断った模様だ。マンチェスター・Cはサネの移籍金に最低8800万ポンド(約121億円)を設定していると見られており、少しでも金額を抑えて同選手を獲得したいバイエルンと激しい攻防を繰り広げることになりそうだ。