レアル・マドリードからの退団が噂されるギャレス・ベイル [写真]=Getty Images
レアル・マドリードはウェールズ代表FWギャレス・ベイルの完全移籍での放出が難しい場合、レンタルでの移籍も容認するようだ。22日にスペイン紙『マルカ』などが報じた。
同選手は、今夏に大型補強を敢行するとされるジネディーヌ・ジダン監督の来シーズンの構想には含まれていない模様で、“白い巨人”での将来はほぼないものと見られている。
レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長はベイルの移籍金に、2013年にトッテナムから加入したときとほぼ同額の1億ユーロ(約127億円)を設定している模様だが、加入以降ケガがちで期待に見合った活躍を見せているとは言えない“ガラスの天才”に同額を支払うクラブはないようだ。そのためレアル・マドリードは同選手を500万ポンド(約7億円)でレンタル放出することも辞さない構えだという。
長い間ベイルの動向に注目しているとされるマンチェスター・Uも例外ではなく、今夏の完全移籍に必要な予算を用意する気はないと見られている。しかし、彼の週給を負担できる数少ないクラブであることには変わりないため、ハメス・ロドリゲス(バイエルン)のような大型のレンタル移籍の実現もありそうだ。