選手がストライキを敢行したボルトン [写真]=Getty Images
かつて中田英寿氏や西澤明訓氏、宮市亮などが在籍したボルトンが危機に陥っているようだとイギリスメディア『BBC』などが伝えている。
現在チャンピオンシップ(イングランド2部相当)で降格圏内の23位とピッチの上でも結果を残せていない同クラブは、財政的にも深刻な状況。昨年には多額の負債により2年間の補強禁止と勝ち点剥奪処分の寸前までに追い込まれ、今年に入ってからも選手や職員への給料未払いが発生。これに対抗して選手側はストライキを敢行しているとのことだ。
クラブのCEOを務めるケン・アンダーソン氏は3月中からクラブが売却される可能性を示唆しているが、未だに実現には至っていない。2部残留圏との勝ち点差は「5」と文字通り後がない古豪の復活はまだまだ先となりそうだ。