サッリ監督、“交代拒否”したケパの次節起用を検討「私が決める」

　チェルシーを率いるマウリツィオ・サッリ監督は、スペイン人GKケパ・アリサバラガの起用についてコメントを残した。26日にイギリスメディア『BBC』が伝えている。

　ケパは24日に行われたカラバオ・カップ決勝で先発出場したものの、延長後半に負傷。サッリ監督は元アルゼンチン代表GKウィリー・カバジェロを投入しようとしたが、ケパは交代を頑なに拒否。治療を受けてプレーを続行したが、結果的にはマンチェスター・Cに敗北を屈した。

　ケパは1週間分の給料相当の罰金を与えられ、複数のメディアから批判を受けた。現在サッリ監督は次節のトッテナム戦で起用するか否かを検討しているよう。

　同監督は次のように語った。

「ケパが試合に出場するかは私が決めなくてはいけない。彼はとても大きな過ちを犯した」

「私はケパと個人的にも話し、さらにスタッフとともに話した。謝罪をしていたが、それで許されるわけではない。チームメイトにも謝罪をしていたが、彼は本当に大きな失敗をした。しかし、我々は彼を受け入れる必要もある。選手として彼を追い込みたいわけではないからだ」

「ケパはトッテナム戦に出場する準備はできている。大きな過ちを犯し、もちろんその代償も大きいが、準備をしていることは良いことだ」