2019.02.14

マネが語るクロップとの絆…2年越しで実現した師弟関係「やっとまた会えた」

2年越しで師弟関係となったマネとクロップ。リヴァプールの栄光の鍵となる [写真]=Getty Images
サッカー総合情報サイト

 そうなる運命だったのかもしれない。2016年夏、セネガル代表FWサディオ・マネは、2年のときを経てユルゲン・クロップ監督と再会を果たした。「一緒にプレーができることが幸せだ」。リヴァプールでついに相思相愛の師弟関係が実現した。



 2人の運命は2012年に静かに動き始めた。マネはセネガル代表の一員としてロンドン・オリンピックに出場していた。そのときは自身のパフォーマンスが当時ドルトムントを率いていたクロップ監督を魅了したことを知る由もなかった。それから2年後の2014年にクロップ監督から声がかかる。マネもドルトムント行きを希望していたというが、このときは移籍は実現しなかった。

 クロップ監督は今年1月、当時のことを地元紙『リヴァプール・エコー』にこう話している。「私は人生でいくつかミスを犯してきた。最も大きなミスの1つはドルトムント時代にサディオを獲得しなかったことだ。オフィスで彼と話したが、そのときは確信に至らなかった。でもそれは本当に私のミスだったよ」

 結局、マネはプレミアリーグのサウサンプトンに活躍の場を求めた。2人は別々の道を進んだが、2015年に転機が訪れる。クロップ監督が黄金期を築き上げたドルトムントを去り、リヴァプールの新指揮官に就任。同じプレミアリーグで戦うことが決まった。

 クロップ監督のプレミアリーグ初ホーム戦は、奇しくもマネが所属するサウサンプトン戦だった。するとマネが終了間際に同点弾を決めて、クロップ監督のプレミアリーグ初勝利を阻止。さらに5カ月後の直接対決でも2得点の活躍で、リヴァプールの勝利を阻んだ。

マネ

2得点でリヴァプール撃破の立役者に [写真]=Getty Images

 そんなマネの“アピール”を間近で見たクロップ監督は、ますます後悔の念に駆られたのだろう。シーズン終了後の2016年夏に念願のマネ獲得を実現させた。「人生はサディオと一緒に戦うためのセカンドチャンスをくれた。僕らはそれを大事にしていきたいね。彼と過ごしてきた時間は素晴らしいものだ。彼を愛している!彼は傑出したプレイヤーだよ!」

 マネはついにクロップ監督との“再会”を果たした。今年1月、愛用するニューバランスの新スパイク『FURON(フューロン) V5 PRO』の発表会に出席した彼は、インタビューで「やっとまた会えたと思ったよ」と当時の喜びを振り返った。「一緒にプレーできることになってとても幸せだ。これから何年も一緒にやっていけることが楽しみだね」

 クロップ監督は特にその情熱的な人柄でファンを魅了し、日本での人気も高い。そんなことを伝えると、マネは「僕より人気があるの⁉」と無邪気な笑顔を見せつつ、「クロップはとても素晴らしい人で、 世界トップクラスの監督だ」と指揮官への愛と信頼の言葉を続けた。

「厳しい要求もあるけど、それは普通だと思う。誰でも選手には限界まで挑戦してほしいと思うでしょう? 彼は今までで一番の監督だ。もちろん、練習以外でも日々のことについてよく話すよ。僕だけでなく、他のプレーヤーたちともよく話をしているね」

 圧倒的な加速力と決定力を誇るマネは、クロップ監督のチームに欠かせない存在となった。今シーズンのプレミアリーグでは第26節終了時点で24試合に出場し、12得点をマーク。現在はリーグ戦4試合連続ゴールでチームをけん引している。リヴァプールの悲願のプレミアリーグ初制覇も夢ではない。

「もっとゴールを決めたいし、チームメイトのためにアシストもしたい。プレミアリーグとチャンピオンズリーグで優勝したいね」。クロップ監督と固い絆で結ばれるマネがリヴァプールを栄光へと導く。

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