チェルシーからオファーを受けたと報じられたプリシッチ [写真]=Bongarts/Getty Images
ドルトムントに所属するアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチが、チェルシーから1回目のオファーを提示されたようだ。今月3日付のイギリス紙『イブニング・スタンダード』を引用し、ドイツ誌『kicker』日本語版が伝えている。
報道によると、チェルシーが来年1月の移籍市場でプリシッチ獲得を目指し、最初のオファーをドルトムントへと提示したという。移籍金額は7000万ユーロ(約90億1000万円)で、『kicker』日本語版は「ドルトムントも折れるであろう」と伝えている。
だが、ドルトムント側はプリシッチの移籍を認めない方針のようだ。スポーツディレクターを務めるミヒャエル・ツォルク氏は先日、「今冬に手放すことは考えていないよ。来夏までは構想に入れている」と明言している。
同誌によれば、ツォルクSDはプリシッチ本人、代理人、そして同選手の父親と話し合いを行った模様。チェルシー移籍の噂について、ツォルクSDは「絶え間なく出続ける報道にコメントし続けることはしない」と語ったという。
ただ、2020年まで残されているドルトムントとの契約について、プリシッチ側は延長に応じる用意はないという。ドルトムントとしては、来夏の移籍市場は移籍金を得られる機会とも言える。