レーブ監督(左)とビアホフ氏(右) [写真]=Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア終了後にドイツ代表からの引退を表明したアーセナルMFメスト・エジルに対してドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督とマネージャーのオリバー・ビアホフ氏が接触を図ったが、失敗に終わっていたようだ。ドイツ紙『キッカー』が同『ビルト』の情報を元に報じている。
報道によると2人は今週、アーセナルのトレーニング施設を訪問しエジルとの接触をクラブ側に打診したが、ウナイ・エメリ監督の判断で拒否された模様だ。結局アーセナルに所属する同国代表GKベルント・レノや同DFシュコドラン・ムスタフィと会話し、昨シーズン限りで現役引退し現在はクラブのアカデミーで働くペア・メルテザッカー氏と昼食をともにした後に帰国したという。ビアホフ氏は「メストは話したがっていると思うが、今ではないようだ」とコメントしている。
エジルと電話で連絡を取り合っていることを繰り返し強調していたレーブ監督だが、現状は良好とは言えないようだ。