サポーターに向けて感謝の意を示したエジル [写真]=Arsenal FC via Getty Images
アーセナルに所属している元ドイツ代表MFメスト・エジルが、自身のTwitterを通じてサポーターに感謝のメッセージを贈った。イギリスメディア『スカイスポーツ』が、27日付で報じている。
エジルはトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領との写真撮影が同大統領への支持に該当するとして批判を受けたことや、メディアやスポンサーに自身のトルコ系のルーツについて批判されたことなどを理由として、ドイツ代表からの引退を表明していた。国際Aマッチで通算92試合に出場してきた同選手が下した突然の決断に対しては、世界中でさまざまな観点からの意見が飛び交っていた。
そんな中、アーセナルは26日に行われたインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)2018でアトレティコ・マドリードと対戦。この試合でエジルの出番はなかったが、同選手の姿がスクリーンに映し出された瞬間、スタジアムに駆けつけたアーセナルファンはこの日一番となる声援を沸き起こしていた。
エジルは試合後に自身のTwitterを更新し、自身を支えてくれているサポーターに対する感謝の意を伝えている。
「今日の試合でたくさんの愛を示してくれた、シンガポールのグーナー(アーセナルファン)たちに感謝したい」
Thanks to the Gunners in Singapore for showing so much love tonight 🇸🇬🙏🏼 #M1Ö #COYG #YaGunnersYa @Arsenal pic.twitter.com/xYnQhIr6R1
— Mesut Özil (@MesutOzil1088) July 26, 2018
今シーズンからは、新たにアーセナルの背番号「10」をつけてプレーすることが決まっているエジル。長らくチームの中心として活躍してきた才能豊かなテクニシャンは、自身への支持を表明してくれているウナイ・エメリ監督やチームメイトたち、そして世界中のサポーターに報いるようなプレーを、来たる新シーズンに披露してくれるだろうか。
By サッカーキング編集部
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