2018.05.11

名将の傍らに名プレーヤーあり! ヴェンゲル体制下で輝いた11人の選手たち

ヴェンゲル体制22年間で多くの補強選手たちが活躍してきた [写真]=Getty Images
「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

 1996年からアーセナルを率いてきたアーセン・ヴェンゲル監督の“ラストゲーム”が迫ってきた。今シーズン限りで退任するフランス人指揮官は、13日に行われるプレミアリーグ第38節(最終節)のハダースフィールド戦が同クラブでの最後の指揮となる。そこで今回は、ヴェンゲル体制22年間で輝きを放った11名の補強選手たちをピックアップしてみた。(移籍金は『Transfermarkt』を参照。円換算は現レート)

■ティエリ・アンリ(FW/元フランス代表)

在籍期間:1999-2007、2012
通算成績:377試合228ゴール

1999年にユヴェントスから移籍金1449万ポンド(約21億円)で加入。モナコ所属時代の恩師ヴェンゲルと再会を果たすと、ウイングからストライカーへコンバートされ、真の才能を開花させた。アーセナルでは、クラブ歴代最多の228ゴールを記録。また、プレミアリーグの得点王を4度も獲得した。

■ニコラ・アネルカ(FW/元フランス代表)

在籍期間:1997-1999
通算成績:90試合28ゴール

1997年、17歳でパリ・サンジェルマンから加入。当時支払われた移籍金は69万ポンド(約1億円)だった。それから約2年半で、90試合に出場して28ゴールを記録。ピッチ上での成績は“並”だったが、1999年に獲得時の50倍近い額となる3150万ポンド(約46億円)でレアル・マドリードへ売却。ロンドン・コルニーに建てられたトレーニングの建設費用はその移籍金で賄われたとされる。

■マルク・オーフェルマルス(FW/元オランダ代表)

在籍期間:1997-2000
通算成績:142試合41ゴール

オランダ出身の快足ウインガーは、1997年に移籍金675万ポンド(約10億円)でアヤックスから移籍。加入1年目から16得点を挙げる活躍を見せて、プレミアリーグとFAカップの2冠達成に貢献した。その後、2000年にバルセロナへ新天地を求めた際には、移籍金3600万ポンド(約53億円)を受け取ることに成功。大きな利益をクラブに残したことでも知られている。

■ロビン・ファン・ペルシー(FW/元オランダ代表)

在籍期間:2004-2012
通算成績:278試合132ゴール

2004年に当時21歳だったファン・ペルシーをフェイエノールトから引き抜いたのも、ヴェンゲル監督の功績の1つだった。在籍8年間で132ゴールを記録。“アンリの後継者”という重責を見事に果たし、世界的なストライカーへと成長を遂げた。マンチェスター・Uへ移籍する直前の2011-12シーズンには、シーズン30得点を挙げて自身初のプレミアリーグ得点王にも輝いている。

■パトリック・ヴィエラ(MF/元フランス代表)

在籍期間:1996-2005
通算成績:406試合33ゴール

ヴェンゲル体制初期にチームを支えたのがヴィエラだった。1996年に移籍金482万ポンド(約7億円)でミランからやってきた大型MFは、同胞のヴェンゲル監督のもとで躍動。キャプテンを務めるなど、チームの大黒柱として活躍し、在籍9年間で3度のプレミアリーグ優勝を成し遂げた。

■ロベール・ピレス(MF/元フランス代表)

在籍期間:2000-2006
通算成績:284試合84ゴール

2000年に882万ポンド(約13億円)でマルセイユから加入すると、6年後にフリートランスファーでビジャレアルへと移籍。移籍金収支はマイナスだったが、ピッチ上での影響力は絶大だった。端正な顔立ちと華麗なプレーでファンのハートを掴むと、アンリとの名コンビで数々のタイトルを獲得。MFながら通算84ゴールを記録するなど、非凡な得点力も魅力の1つだった。

■ジウベウト・シウバ(MF/元ブラジル代表)

在籍期間:2002-2008
通算成績:244試合24ゴール

ブラジル代表の主力として、2002年のFIFAワールドカップ日韓大会で優勝を果たした後、アトレティコ・ミネイロからアーセナル入りを実現。卓越した戦術眼を持つボランチであり、ヴィエラとのコンビで中盤を支配した。なお、現在の本拠地エミレーツ・スタジアムで行われた公式戦で、最初にゴールを決めたアーセナルの選手としても知られている。

■セスク・ファブレガス(MF/スペイン代表)

在籍期間:2003-2011
通算成績:305試合59ゴール

2003年に開催されたU-17世界選手権で、“得点王”と“大会MVP”を獲得。ヴェンゲル監督がその才能に惚れ込み、まだバルセロナの下部組織に在籍していたセスクをアーセナルに招き入れた。以降、“ヴェンゲルの申し子”として公式戦300試合以上に出場。しかし、プレミアリーグのタイトルを獲得することはできず、2011年に移籍金3060万ポンド(約45億円)を残して古巣バルセロナに復帰した。

■ソル・キャンベル(DF/元イングランド代表)

在籍期間:2001-2006、2010
通算成績:211試合12ゴール

2001年に宿敵トッテナムから“フリー”で獲得。プレミアリーグ史上もっとも物議を醸した移籍劇のひとつとなった。それでも、2003-04シーズンの無敗優勝を含む2度のプレミアリーグ優勝を成し遂げるなど、アーセナルにとって不可欠な存在に。ヴェンゲル体制下で最も重要な選手の1人となり、同監督の決断力に称賛が集まった。

■コロ・トゥーレ(DF/元コートジボワール代表)

在籍期間:2001-2009
通算成績:326試合14ゴール

2002年2月にコートジボワールの「ASMCミモザ」から移籍金16万7000ポンド(約2500万円)で加入すると、ソル・キャンベルとのコンビで鉄壁の守備を構築。2003-04シーズンのリーグ無敗優勝にも貢献した。なお過去には、弟のヤヤ・トゥレ(現マンチェスター・C)を獲得するチャンスもあったが、それを実現できなかったことはヴェンゲル監督の後悔の1つだとされる。

■イェンス・レーマン(GK/元ドイツ代表)

在籍期間:2003-08、2011
通算成績:200試合0ゴール

2003年夏にドルトムントから移籍金315万ポンド(約5億円)で加入。1年目から正GKの座を射止めると、“インビンシブルズの守護神”としてプレミアリーグ制覇の原動力となった。さらに2011年には、GKにケガ人が続出していたアーセナルからのラブコールを受けて引退を撤回。電撃復帰を果たすと、ブラックプール戦に出場してチームの勝利に貢献してみせた。

(記事/Footmedia)

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