アレックス・ファーガソン氏（左）とアーセン・ヴェンゲル監督（右） [写真]=Getty Images
元マンチェスター・U監督のアレックス・ファーガソン氏が、今季でアーセナルから退任するアーセン・ヴェンゲル監督を“プレミアリーグで最も偉大な監督の一人”と称えた。マンチェスター・U公式サイトが伝えている。
20日、アーセナルはヴェンゲル監督の今季限りでの退任を発表。22年間の長期政権に幕を下ろすことが決まった。これを受け、1986年から2013年にかけてマンチェスター・Uを指揮し、長年のライバルだったファーガソン氏が、ヴェンゲル監督へ労いの言葉を送った。
「アーセン・ヴェンゲルの決断を嬉しく思う。私は彼、そしてアーセナルで成し遂げた仕事を大いに尊敬している。彼の才能、22年間も愛する仕事に費やしたプロフェッショナリズム、決意を証明する偉大な功績だ。フットボールでは、1年か2年しか監督を務められない時代もあった。アーセナルほどの規模のクラブで、これだけ長く監督を務めあげたことは偉業だ」
「シーズン中のこの時期に彼が退任を発表したのには納得がいく。彼に相応しい形で見送ってもらえる。彼は紛れもなくプレミアリーグで最も偉大な監督の一人だ。彼のような偉大な人物とライバル、同僚、友人でいられることを誇りに思う」
マンチェスター・Uは4月29日に本拠地オールド・トラッフォードでヴェンゲル監督が率いる最後のアーセナルと対戦する。マンチェスター・Uの公式サイトによると、ヴェンゲル監督にとっては通算60回目のマンチェスター・U戦で、対戦成績は18勝26敗15分となっているようだ。
By サッカーキング編集部
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