リヴァプールとトッテナムの上位対決はドロー決着 [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第26節が4日に行われ、リヴァプールとトッテナムが対戦した。
3位リヴァプールが勝ち点差2で5位のトッテナムをホームに迎えての一戦。試合は開始3分、モハメド・サラーが相手の中途半端なバックパスに反応すると、エリア内に抜け出して冷静に左足で流し込み、リヴァプールが先制に成功した。

先制点を決めたサラー。リーグ戦20点目となった [写真]=Getty Images
再び試合が動いたのは80分、エリア手前中央のヴィクター・ワニアマがクロスのこぼれ球に反応し、ダイレクトで右足を一閃。豪快なミドルシュートをゴール左上隅に突き刺し、トッテナムが同点に追い付いた。
さらにトッテナムは84分、エリア内に抜け出したケインが相手GKロリス・カリウスに倒されてPKを獲得。逆転のビッグチャンスを得たが、ケインの中央を狙ったシュートは、GKカリウスが汚名返上の好セーブで得点を許さなかった。
すると、ピンチをしのいだリヴァプールは後半アディショナルタイム1分、サラーがエリア内右で相手3人を華麗にかわし、左足で押し込んで勝ち越しに成功する。しかし2分後にフィルジル・ファン・ダイクがエリア内でエリク・ラメラにファールを犯しPKを献上。これをケインが今度はゴール右隅に沈め、トッテナムが再び追い付いて、2-2のドロー決着となった。

“2度目のPK”を決めたケイン。リーグ戦22点目となった [写真]=Getty Images
リヴァプールは次節、11日にアウェイで日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンと対戦。トッテナムは7日にニューポート・カウンティ(4部)とのFAカップ4回戦再試合をはさみ、10日にホームでアーセナルとの“ノース・ロンドン・ダービー”に臨む。
【得点者】
1-0 3分 モハメド・サラー(リヴァプール)
1-1 80分 ヴィクター・ワニアマ(トッテナム)
2-1 90+1分 モハメド・サラー(リヴァプール)
2-2 90+5分 ハリー・ケイン(PK)(トッテナム)