2018.01.31

グアルディオラ監督、古巣バルサを批判? 大型補強への発言が裏目に

マンCのグアルディオラ監督(左)の発言が話題に [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督が、古巣バルセロナに対する批判とも受け取れる“失言”を行ってしまった。

 今冬の移籍市場で、アスレティック・ビルバオからフランス人DFアイメリク・ラポルテをクラブ史上最高額の6500万ユーロ(約87億8000万円)で獲得したマンチェスター・C。この1年半で守備陣だけでも3億2000万ユーロ(約432億円)以上を費やすという、資金力にモノを言わせた補強に批判が集まっている。

 30日の練習後に行われた会見でコメントを求められたグアルディオラ監督は「そういう意見があるのは理解できる」としながらも、必要に応じて選手を獲得しているに過ぎないことを強調した。

「世の中には2選手に3億ユーロ(約405億円)や4億ユーロ(約540億円)を使うクラブがある。マーケットは急激なインフレ化が進んでおり、我々にも1選手に1億ユーロ(約135億円)を超える金額を投じる日が来るかもしれない。現時点でもそういったことは可能だが、異なる方法で補強を行っている。事実、我々は同程度の金額で6選手を獲得した」

「我々は昨年夏、多くのベテラン選手が契約を満了するという事態を迎えており、最も高いレベルで競争力を維持するためには資金を使う必要があった。批判は甘んじて受け入れるが、我々にとって重要なのは、補強が機能してチームが向上することだ」

 なお、今シーズンのサッカー界で、2選手の獲得に3億ユーロ以上の支出を計上したと見られるクラブは2つある。1つは、グアルディオラ監督が言う「マーケットの急激なインフレ」を引き起こしたパリ・サンジェルマンだ。同クラブはブラジル代表FWネイマール(バルセロナ)の獲得に2億2200万ユーロ(約299億7000万円)を支払い、モナコからのレンタルで獲得したフランス代表FWキリアン・ムバッペの完全移籍に1億8000万ユーロ(約243億円)の買い取りオプションを行使することが確実視されている。ネイマールとムバッペで合計4億200万ユーロ(約542億7000万円)の費用が発生する。

 そしてもう1つのクラブは、グアルディオラ監督の古巣であるバルセロナだ。同クラブは、ドルトムントから獲得したフランス代表FWウスマン・デンベレの移籍金として総額1億4700万ユーロ(約198億5000万円)、リヴァプールから獲得したブラジル代表MFコウチーニョの移籍金として総額1億6000万ユーロ(約216億円)と、合計3億700万ユーロ(約414億5000万円)もの支出が発生する。

 もちろん、グアルディオラ監督が引き合いに出したかったのはパリ・サンジェルマンだけかもしれない。しかし、結果的に古巣バルセロナまで批判するような形となってしまった。

文=北村敦

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