サンチェス(左)とムヒタリアン(右)のトレードが成立した [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uは22日、アーセナルからチリ代表FWアレクシス・サンチェスを獲得したこと、そしてその取り引きの一部としてアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンがアーセナルに移籍することを発表。また、アーセナルもムヒタリアンの加入を正式発表しており、ついにトレードが実現した。
現在29歳のサンチェスは、2014年にバルセロナからアーセナルに移籍。3年半で公式戦166試合出場、80ゴールを記録し、2度のFAカップ制覇に貢献した。新天地では4年半契約を結び、給与の総額は“イギリス史上最高額”となる1億1830万ポンド(約183億円)、週給にして50万ポンド(約7700万円)と報じられていた。なお、クラブ公式Twitterの動画によると、背番号はクラブ伝統の「7」番に決っている。
🎹 レディース・アンド・ジェントルマン。 ご着席ください。紹介します #Alexis7…#GGMU #MUFC @Alexis_Sanchez pic.twitter.com/Rwqs5WtfLh
— マンチェスター・ユナイテッド (@ManUtd_JP) January 22, 2018
同選手はマンチェスター・Uのクラブ公式サイトを通じ、「世界一のビッグクラブに加入できてとても興奮している」と移籍を喜んだ。「アーセナルでは素晴らしい3年半を過ごせた。歴史的なスタジアムでのプレー、そしてジョゼ・モウリーニョとの共闘は断ることができないものだ。ユナイテッドのファーストチームで初のチリ人選手になったことを誇りに思う。クラブが僕を必要とした理由を世界中のファンに示したい」。
一方、前日21日に29歳となったムヒタリアンは2016年にドルトムントからマンチェスター・Uに移籍し、公式戦63試合出場、3ゴールをマーク。加入初年度でリーグ・カップとヨーロッパリーグの優勝を経験した。
同選手はアーセナルと「長期契約」を締結。公式サイトを通じ、「この移籍が実現し、ここにいられることがとても嬉しい。長年想っていたアーセナルの選手になるという夢が実現した。ここに来たからには、クラブの歴史を作るために全力を尽くすよ」とコメントした。
Love that, @HenrikhMkh – we're delighted to have you here 🔴 pic.twitter.com/PDABMfhsNx
— Arsenal FC (@Arsenal) January 22, 2018