先制点を決めたマネ。リーグ戦では約1カ月ぶりの得点となった [写真]=Liverpool FC via Getty Images
プレミアリーグ第22節が1月1日に行われ、バーンリーとリヴァプールが対戦した。
12試合無敗の4位リヴァプールは、2018年初戦で4試合勝利から遠ざかっている7位バーンリーとのアウェイゲームに臨んだ。開始17分、リヴァプールはGKからパス4本で素早く前線につなぐと、左サイドで受けたアレックス・オックスレイド・チェンバレンが中央に切り込んでミドルシュートを放ったが、これはGKニック・ポープにセーブされた。
対するバーンリーは28分、スティーヴン・デフールの左クロスにスコット・アーフィールドがヘディングシュート、38分にもアシュリー・バーンズの落としからアーフィールドが左足を振り抜くが、どちらもゴールには至らなかった。
試合が動いたのは後半の61分、ワールドカップで日本代表と同組のセネガル代表FWサディオ・マネが強烈な一撃を沈め、リヴァプールが先制に成功した。エリア内に走り込んだマネは、後方にずれた右サイドからのグラウンダークロスを受け、反転から左足を一閃。強烈なシュートをゴール左上隅に突き刺した。
2点目を狙うリヴァプールは74分、トレント・アレクサンダー・アーノルドがエリア手前右から右足を振り抜くと、豪快なミドルシュートは枠の右上隅を捉えたが、これは相手GKポープに弾き出された。
一方のバーンリーは81分、FKの流れから最後はバーンズがエリア内右で左足ボレーを放つが、シュートはわずかに枠の左に逸れた。84分にはピンチを迎えるが、チェンバレンの至近距離からのシュートはGKポープが片手1本で好セーブ。直後の85分には、アーリークロスからサム・ヴォークスがヘディングシュートを放ったが、GKシモン・ミニョレに阻まれた。
猛攻を見せていたバーンリーは88分、ついに反撃が実る。左サイドからのクロスにニアのヴォークスが頭で合わせると、ファーに詰めていたヨーハン・ベルク・グズムンドソンがダイビングヘッドで押し込み、土壇場で同点に追いついた。
しかし、終了間際の後半アディショナル4分、敵陣中央のFKでチェンバレンのボールをエリア内右のデヤン・ロヴレンが折り返すと、ファーのラグナル・クラヴァンが頭で押し込み、リヴァプールが勝ち越し。直後にタイムアップを迎え、リヴァプールが2-1の劇的勝利で新年白星スタート。3連勝を飾り、13試合無敗をキープした。
リヴァプールは5日にホームで行われるFAカップ3回戦でエヴァートンとの“マージーサイド・ダービー”に臨む。バーンリーは6日にアウェイでマンチェスター・Cと対戦する。
【得点者】
0-1 61分 サディオ・マネ(リヴァプール)
1-1 87分 ヨーハン・ベルク・グズムンドソン(バーンリー)
1-2 90+4分 ラグナル・クラヴァン(リヴァプール)